7PM107|第7回 公認心理師国家試験 過去問
神経・生理心理学-03 神経伝達物質・ホルモン・自律神経
交感神経が優位になると起こる現象として、適切なものを 1 つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、交感神経が優位になったときの身体反応が問われています。
キーワードは、闘争・逃走反応、活動に備える身体状態です。
解説
交感神経は、危険やストレスに直面したとき、身体を活動に適した状態にします。いわゆる闘争・逃走反応に関係します。
交感神経が優位になると、心拍数や血圧が上がり、瞳孔が開き、気管支が拡張し、発汗が増えます。一方で、消化活動は抑制されます。これは、消化よりも筋肉や脳にエネルギーを回すためです。
したがって、本問では、交感神経優位で起こる現象として消化の抑制が正答です。
生理心理学のポイント
交感神経は活動・緊張・危機対応、副交感神経は休息・回復・消化と対応させて覚えます。
選択肢の確認
1.血圧の低下
判定:適切とはいえない。
交感神経が優位になると、一般に心拍出量や血管収縮の影響により血圧は上昇しやすくなります。血圧低下は交感神経優位の典型ではありません。
2.消化の抑制
判定:正しい。
交感神経が優位になると、身体は活動や危機対応に備えるため、消化管の活動は抑制されます。問題文の条件に合致します。
3.瞳孔の収縮
判定:適切とはいえない。
交感神経が優位になると、瞳孔は収縮ではなく散大します。瞳孔収縮は副交感神経の働きとして整理します。
4.発汗の抑制
判定:適切とはいえない。
交感神経が優位になると、発汗は増加します。緊張時やストレス時に汗をかきやすくなることをイメージすると理解しやすいです。
5.気管支の収縮
判定:適切とはいえない。
交感神経が優位になると、酸素を取り込みやすくするため気管支は拡張します。気管支の収縮は交感神経優位の典型ではありません。
覚えるポイント
- 交感神経優位では、心拍数上昇、血圧上昇、瞳孔散大、気管支拡張、発汗増加が起こります。
- 交感神経優位では、消化は抑制されます。
- 副交感神経は、休息、消化、回復に関係します。