R07B86令和7年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進消化器・肝胆膵疾患大腸疾患

クローン病について、正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、クローン病の特徴が問われています。

クローン病は、口腔から肛門まで消化管のどこにでも炎症が起こり得る慢性炎症性腸疾患です。若年者に多く、再燃と寛解を繰り返します。

解説

クローン病では、腸管粘膜に縦走潰瘍や敷石像がみられることがあります。病変は連続せず、正常な部分をはさんで飛び石状にみられることも特徴です。

症状としては、腹痛、下痢、発熱、体重減少、肛門病変、栄養障害などがあります。急激な体重増加ではなく、慢性的な炎症や吸収障害により体重減少がみられやすいです。

治療は薬物療法、栄養療法、生活指導が中心です。狭窄、穿孔、膿瘍などの合併症がある場合には手術が検討されますが、第一選択が手術療法というわけではありません。

准看護師としての観察ポイント
腹痛、下痢回数、便の性状、発熱、体重、食事摂取量、肛門部痛、脱水、栄養状態を観察します。血便、強い腹痛、発熱持続があれば報告します。

選択肢の確認

1.粘膜面に縦走潰瘍の像がみられる。
正しい。
クローン病では、縦走潰瘍や敷石像がみられることがあります。クローン病の特徴として正しい記述です。

2.主に老年期に発症する。
誤り。
クローン病は若年者に多く発症します。老年期に主に発症する疾患として覚えるのは適切ではありません。

3.急激な体重増加がみられる。
誤り。
クローン病では下痢、腹痛、吸収障害、食事摂取低下により体重減少がみられやすくなります。急激な体重増加は典型的ではありません。

4.治療の第一選択は手術療法である。
誤り。
治療は薬物療法や栄養療法が中心です。手術は狭窄、穿孔、膿瘍などの合併症がある場合に検討されます。

覚えるポイント

  • クローン病は慢性炎症性腸疾患である。
  • 粘膜面に縦走潰瘍や敷石像がみられる。
  • 若年者に多く、再燃と寛解を繰り返す。
  • 腹痛、下痢、体重減少、肛門病変に注意する。
  • 治療は薬物療法、栄養療法、生活調整が中心である。

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