R07B84令和7年度 准看護師試験 過去問

成人看護内分泌・代謝・腎看護内分泌・代謝疾患患者の看護

肝生検後の患者の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、肝生検後の合併症観察が問われています。

肝生検は、肝臓に針を刺して組織を採取する検査です。検査後は出血、胆汁漏、疼痛、腹膜刺激症状などに注意します。

解説

肝臓は血流が豊富な臓器であるため、肝生検後は穿刺部からの出血が重要な合併症です。出血が起こると、腹痛、右季肋部痛、肩への放散痛、血圧低下、頻脈、冷汗、顔面蒼白などがみられることがあります。

そのため、肝生検後は腹痛の有無を観察することが適切です。腹痛が強くなる場合や、バイタルサインの変化を伴う場合は、出血などを疑って速やかに報告します。

検査後は安静が必要です。医師の指示に従い、穿刺部の圧迫、体位、飲食開始時期を確認します。すぐに水分摂取を促すのではなく、検査後の状態と指示を確認してから行います。

報告が必要なサイン
強い腹痛、右肩痛、血圧低下、頻脈、冷汗、顔面蒼白、穿刺部出血、腹部膨満がある場合は、速やかに看護師や医師へ報告します。

選択肢の確認

1.腹痛に注意する。
適切である。
肝生検後は、出血や胆汁漏などにより腹痛が出現することがあります。腹痛の有無や程度を観察することは重要です。

2.血圧上昇に注意する。
誤り。
肝生検後に特に注意するのは、出血による血圧低下です。血圧上昇ではなく、血圧低下、頻脈、冷汗などのショック徴候を観察します。

3.安静の必要はない。
誤り。
肝生検後は出血予防のため安静が必要です。安静時間や体位は、医師の指示や施設の手順に従います。

4.すぐに水分摂取を促す。
誤り。
検査後すぐに水分摂取を促すのではなく、状態や医師の指示を確認してから飲食を再開します。検査後はまず出血や気分不快の観察を優先します。

覚えるポイント

  • 肝生検後は出血に注意する。
  • 腹痛、右肩痛、血圧低下、頻脈は重要な観察項目である。
  • 検査後は安静を守る。
  • 飲食再開は医師の指示と状態確認後に行う。
  • 異常時は速やかに報告する。

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