R07B59|令和7年度 准看護師試験 過去問
胃洗浄について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、胃洗浄の適応と禁忌が問われています。
胃洗浄は、中毒などで胃内の有害物質を除去する目的で行われる処置です。ただし、すべての中毒に行うわけではなく、誤嚥や粘膜損傷の危険がある場合は禁忌となります。
解説
石油製品を摂取した場合、胃洗浄や嘔吐により誤嚥を起こすと、化学性肺炎を生じる危険があります。そのため、石油製品摂取時は胃洗浄の禁忌として扱われます。
胃洗浄では、胃内容物を十分に排出できる太さのチューブを使用します。一般に胃管より太いチューブを使用することがあり、16~24 Frでは十分でない場合があります。
1回の注入量を400~500 mLと多くすると、胃の過伸展や嘔吐、誤嚥の危険があります。体位は誤嚥予防を考え、一般に左側臥位で行います。右側臥位では胃内容物が十二指腸へ流れやすくなります。
安全管理上のポイント
胃洗浄では、意識状態、呼吸状態、嘔吐、誤嚥、腹部膨満、チューブ位置を観察します。准看護師は医師や看護師の指示のもとで安全確認と観察を行います。
選択肢の確認
1.胃チューブは16~24 Fr のサイズを用いる。
誤り。
胃洗浄では、胃内容物を排出しやすい太めのチューブを用います。16~24 Frでは胃洗浄用として十分でない場合があり、適切な表現ではありません。
2.1回の流入量は400~500 mL とする。
誤り。
1回の流入量が多すぎると、胃の過伸展、嘔吐、誤嚥の危険があります。少量ずつ注入・排液を繰り返します。
3.体位は右側臥位とする。
誤り。
胃洗浄では、誤嚥予防や胃内容物の十二指腸への流出を防ぐため、一般に左側臥位で行います。右側臥位は適切ではありません。
4.石油製品を摂取したときは禁忌である。
適切である。
石油製品を摂取した場合、胃洗浄により誤嚥すると化学性肺炎を起こす危険があります。そのため禁忌です。
覚えるポイント
- 胃洗浄は中毒時に行われることがあるが、禁忌を確認する。
- 石油製品摂取時は胃洗浄禁忌である。
- 胃洗浄では誤嚥予防が重要である。
- 体位は一般に左側臥位で行う。
- 意識状態、呼吸状態、嘔吐、腹部膨満を観察する。