R07B60|令和7年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術活動・安楽・安全罨法・体温調整
温罨法の目的について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、温罨法の目的が問われています。
温罨法は、温熱刺激により血管を拡張させ、血流を促進し、筋緊張を和らげ、疼痛緩和や腸蠕動促進を目的として行います。
解説
腹部への温罨法は、腹部を温めて腸蠕動を促し、排便を助ける目的で行われることがあります。便秘のある患者では、水分摂取、食事、活動、排便習慣の確認とあわせて行います。
解熱、掻痒感の抑制、止血には温罨法ではなく冷罨法が用いられることがあります。冷罨法は血管収縮、炎症や腫脹の軽減、止血補助などに関係します。
温罨法では、熱傷に注意します。高齢者、感覚障害のある患者、糖尿病性神経障害、意識障害のある患者では、熱さを感じにくいことがあるため特に注意が必要です。
安全管理上のポイント
温罨法中は、皮膚の発赤、熱感、痛み、しびれ、低温熱傷を観察します。長時間同じ部位に当て続けず、患者の感覚を確認します。
選択肢の確認
1.排便の促進
適切である。
温罨法により腹部を温めると、腸蠕動が促され、排便促進につながることがあります。温罨法の目的として適切です。
2.解熱
誤り。
解熱には、冷罨法や環境調整、水分管理などが用いられます。温罨法は解熱を目的とする処置ではありません。
3.掻痒感の抑制
誤り。
かゆみの軽減には冷罨法が用いられることがあります。温罨法はかゆみを悪化させる場合もあります。
4.止血
誤り。
止血では血管収縮を目的に冷罨法が用いられることがあります。温罨法は血管を拡張させるため、止血目的には適切ではありません。
覚えるポイント
- 温罨法は血流促進、筋緊張緩和、疼痛緩和、腸蠕動促進に用いる。
- 腹部温罨法は排便促進につながることがある。
- 解熱、掻痒感の抑制、止血は冷罨法で考える。
- 温罨法では熱傷と低温熱傷に注意する。
- 感覚障害や意識障害がある患者では温度確認を慎重に行う。