R05B59令和5年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術活動・安楽・安全罨法・体温調整

罨法の種類と病態の組合せで、適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、温罨法と冷罨法の使い分けが問われています。

温罨法は血管拡張、血流促進、筋緊張緩和、疼痛緩和、腸蠕動促進に関係します。冷罨法は炎症や腫脹、出血、疼痛の軽減に用いられます。

解説

温罨法は、局所を温めることで血管を拡張させ、血流を促進します。そのため、循環不全や冷感がある場合に、状態に応じて循環を改善する目的で用いられることがあります。

ただし、感覚障害、麻痺、糖尿病、高齢者、重度の循環障害がある場合は熱傷に注意し、医師や看護師の指示に従って実施します。

炎症の急性期では、温めると腫脹や疼痛が増強することがあるため、一般には冷罨法が用いられます。

慢性疼痛では、筋緊張や血流低下が関係する場合に温罨法が役立つことがあります。冷罨法が基本とはいえません。

便秘では腹部温罨法により腸蠕動を促すことがあり、冷罨法ではありません。

安全管理上のポイント
罨法では、皮膚色、発赤、熱感、痛み、しびれ、感覚低下を観察します。熱傷や凍傷を防ぐため、温度、時間、皮膚との距離を確認します。

選択肢の確認

1.温罨法 炎症の急性期
誤り。
炎症の急性期は腫脹や熱感があり、温めると症状が悪化することがあります。一般には冷罨法を考えます。

2.温罨法 循環不全
適切である。
温罨法は血管を拡張し、血流を促進するため、循環不全や冷感の改善目的で用いられることがあります。

3.冷罨法 慢性疼痛
誤り。
慢性疼痛では筋緊張や血流低下が関係することがあり、温罨法が用いられることがあります。冷罨法が基本とはいえません。

4.冷罨法 便秘
誤り。
便秘では腹部を温めることで腸蠕動を促すことがあります。冷罨法は便秘への組合せとして適切ではありません。

覚えるポイント

  • 温罨法は血流促進、筋緊張緩和、腸蠕動促進に関係する。
  • 冷罨法は急性炎症、腫脹、出血、疼痛軽減に用いられる。
  • 炎症急性期は温めない。
  • 便秘には腹部温罨法が役立つことがある。
  • 罨法では熱傷、凍傷、感覚障害に注意する。

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