R07B58令和7年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術周術期・救急看護術後合併症予防・観察

死後のケアについて、適切なのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、死後のケア、エンゼルケアの基本が問われています。

死後のケアでは、故人の尊厳を守り、家族の気持ちに配慮しながら、身体を清潔に整えます。医師による死亡確認後、施設の手順や医師の指示に従って行います。

解説

死後のケアでは、点滴ルート、ドレーン、カテーテル類などは、医師の指示や施設の手順に従って抜去します。抜去後は体液漏出や出血がないように処置し、清潔な状態に整えます。

死亡確認後すぐに処置を始めるのではなく、家族が故人と過ごす時間を希望しているか、宗教的・文化的希望があるかを確認します。家族の希望を尊重することが大切です。

死後のケアでは標準予防策に基づき、必要な個人防護具を使用します。通常は清潔手袋を用い、滅菌手袋が必ず必要というわけではありません。寝具類は清潔なものに交換し、整容を行います。

家族への配慮
死後のケアでは、家族に「お体をきれいに整えます」と説明し、希望があれば一緒にケアに参加できるよう配慮します。故人の尊厳と家族の悲嘆に寄り添う姿勢が大切です。

選択肢の確認

1.死亡確認後すぐに実施する。
誤り。
死亡確認後、すぐに機械的に実施するのではなく、家族の希望やお別れの時間、宗教的・文化的配慮を確認してから行います。

2.滅菌手袋を使用する。
誤り。
死後のケアでは標準予防策に基づき、通常は清潔手袋を使用します。滅菌操作ではないため、滅菌手袋が必須ではありません。

3.ドレーン類は抜去する。
適切である。
ドレーン類やカテーテル類は、医師の指示や施設の手順に従って抜去します。抜去後は漏出や出血を防ぎ、清潔に整えます。

4.寝具類の交換は必要ない。
誤り。
死後のケアでは、身体を清潔に整えるとともに、寝具類も清潔なものに交換します。故人の尊厳を守り、家族が対面しやすい環境を整えます。

覚えるポイント

  • 死後のケアは、故人の尊厳と家族への配慮を大切にする。
  • ドレーン類は、指示や施設手順に従って抜去する。
  • 死後のケアは滅菌操作ではなく、標準予防策に基づいて行う。
  • 家族のお別れの時間や宗教的希望を尊重する。
  • 身体と寝具を清潔に整え、安らかな外観にする。

関連問題

R07B57R07B59
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)