R07B138|令和7年度 准看護師試験 過去問
呼吸状態が悪い乳児の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、呼吸状態が悪い乳児への看護が問われています。
乳児は気道が狭く、舌が相対的に大きく、鼻呼吸が主体です。そのため、少しの分泌物や体位不良でも呼吸状態が悪化しやすくなります。
解説
呼吸状態が悪い乳児では、気道を確保し、呼吸しやすい体位を整えることが大切です。肩枕を入れて頸部を軽く伸展させると、気道が開きやすくなります。
ただし、過度に反らせると逆に気道が狭くなることがあるため、乳児の状態を見ながら適切な位置に整えます。呼吸数、陥没呼吸、鼻翼呼吸、呻吟、チアノーゼ、SpO2、哺乳状態を観察します。
報告が必要なサイン
呼吸が速い、陥没呼吸がある、鼻翼呼吸がある、顔色が悪い、チアノーゼがある、哺乳できない、ぐったりしている場合は速やかに報告します。
水分は、発熱や呼吸促迫で不足しやすくなります。指示なく制限するのではなく、摂取量と尿量を確認します。分泌物が多く呼吸を妨げている場合は、必要に応じて吸引が行われます。
選択肢の確認
1.水分を制限する。
誤り。
呼吸状態が悪い乳児では、発熱や呼吸促迫により脱水を起こしやすくなります。医師の指示なく水分を制限するのは適切ではありません。
2.側臥位を保持する。
誤り。
側臥位が必要な場面もありますが、呼吸状態が悪い乳児への基本的な援助として最も適切なのは、気道確保につながる体位調整です。この問題では肩枕を入れることが正答です。
3.肩枕を入れる。
適切である。
肩枕により頸部を軽く伸展させると、気道が開きやすくなります。呼吸状態が悪い乳児の看護として適切です。
4.吸引は禁忌である。
誤り。
分泌物が気道をふさいでいる場合、吸引が必要になることがあります。吸引は禁忌ではありません。ただし、児の状態を観察しながら安全に実施します。
覚えるポイント
- 乳児は気道が狭く、呼吸状態が悪化しやすいです。
- 呼吸が苦しい乳児では、気道確保と体位調整が重要です。
- 肩枕で頸部を軽く伸展し、気道を開きやすくします。
- チアノーゼ、陥没呼吸、哺乳不良は速やかに報告します。