R07B109|令和7年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進がん・腫瘍乳がん・乳腺疾患
乳がんのため乳房切除術と腋窩リンパ節郭清術を受けた患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、乳房切除術と腋窩リンパ節郭清術後の看護が問われています。
腋窩リンパ節郭清後は、患側上肢のリンパ流が障害されやすく、リンパ浮腫を起こすことがあります。患側上肢の保護と、健側乳房の自己検診指導が重要です。
解説
乳がん術後も、健側乳房に新たながんが発生する可能性があります。そのため、健側の乳房の自己検診を行うよう指導することは適切です。
腋窩リンパ節郭清後は、患側上肢の浮腫、重だるさ、皮膚の張り、感染徴候を観察します。採血、注射、血圧測定、強い圧迫は患側で避けます。
性生活は患者の体調、創部の回復、心理状態に応じて再開できます。一律に控えるよう指導するのではなく、患者の不安やボディイメージの変化に配慮して相談できるよう支援します。
患者への説明
「患側の腕は強く締めつけないようにし、けがや虫刺されにも注意しましょう。健側の乳房も月に1回など定期的に自己検診を続けましょう」と説明します。
選択肢の確認
1.健側上肢の浮腫の有無を観察する。
誤り。
腋窩リンパ節郭清後に注意するのは、主に患側上肢のリンパ浮腫です。健側ではなく患側を観察します。
2.血圧測定は患側で行う。
誤り。
患側上肢で血圧測定を行うと圧迫によりリンパ浮腫のリスクが高まります。血圧測定、採血、注射は患側を避けます。
3.性生活は控えるよう指導する。
誤り。
性生活を一律に控えるよう指導するのは適切ではありません。体調や創部の回復、本人の気持ちに応じて相談できるよう支援します。
4.健側の乳房の自己検診を行うよう指導する。
適切である。
健側乳房にも乳がんが発生する可能性があるため、自己検診を継続することは重要です。適切な指導です。
覚えるポイント
- 腋窩リンパ節郭清後は患側上肢のリンパ浮腫に注意する。
- 患側で採血、注射、血圧測定を避ける。
- 健側乳房の自己検診を継続する。
- ボディイメージの変化や不安に配慮する。
- 皮膚損傷、感染、浮腫の早期発見が重要である。