R07B108|令和7年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進感染症・免疫呼吸器感染症
感染経路別予防策として、空気予防策が必要なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、感染経路別予防策のうち空気予防策が必要な疾患が問われています。
感染経路別予防策は、標準予防策に加えて、病原体の感染経路に応じて行います。空気感染、飛沫感染、接触感染を区別することが重要です。
解説
結核は空気感染する代表的な疾患です。空気中に浮遊する飛沫核を吸入することで感染するため、空気予防策が必要です。
空気予防策では、陰圧室の使用、N95マスクの着用、患者の移動制限、十分な換気などを行います。患者が移動する必要がある場合は、患者にサージカルマスクを着用してもらいます。
MRSA感染症では接触予防策が重要です。B型肝炎は血液・体液を介する感染に注意し、標準予防策を徹底します。風しんは飛沫予防策が重要です。
感染予防のポイント
空気予防策は結核、麻しん、水痘で覚えます。飛沫予防策はインフルエンザ、風しん、百日咳など、接触予防策はMRSA、ノロウイルスなどで整理します。
選択肢の確認
1.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症
誤り。
MRSA感染症では、主に接触予防策が重要です。空気予防策が必要な代表疾患ではありません。
2.B型肝炎
誤り。
B型肝炎は血液や体液を介して感染します。標準予防策を徹底し、針刺し事故を防ぎます。空気予防策の対象ではありません。
3.風しん
誤り。
風しんは主に飛沫感染で広がるため、飛沫予防策が重要です。空気予防策の代表ではありません。
4.結核
適切である。
結核は空気感染する代表的な疾患であり、空気予防策が必要です。N95マスクや陰圧室などを用います。
覚えるポイント
- 空気予防策が必要な代表疾患は結核、麻しん、水痘である。
- 結核ではN95マスクと陰圧室が重要である。
- MRSAは接触予防策で考える。
- 風しんは飛沫予防策で考える。
- B型肝炎では血液・体液曝露と針刺し事故に注意する。