R06B110|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進がん・腫瘍乳がん・乳腺疾患
右乳房切除術とリンパ節郭清を行った患者の退院後の生活において、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、乳房切除術とリンパ節郭清後のリンパ浮腫予防が問われています。
右乳房切除術と右側リンパ節郭清後は、右上肢のリンパ浮腫を予防する生活指導が重要です。
解説
リンパ節郭清を行うと、手術側のリンパの流れが悪くなり、上肢にむくみが出ることがあります。これをリンパ浮腫といいます。
右側の手術を受けているため、右手で重い荷物を持たないことが適切です。手術側上肢への過度な負担、圧迫、けが、感染を避けることが大切です。
また、手術側での採血、注射、血圧測定は避けるよう説明されることがあります。手術創や乳房の変化は見ないようにするのではなく、少しずつ向き合えるよう心理的支援を行います。
准看護師としての観察ポイント
右上肢の腫脹、重だるさ、皮膚の発赤、熱感、傷、しびれ、可動域、ボディイメージの変化、不安を観察します。
選択肢の確認
1.臥床時は左上肢を上にする。
誤り。
手術側は右であるため、リンパ浮腫予防では右上肢の状態に注意します。左上肢を上にすることが適切とはいえません。
2.重い荷物は右手で持たない。
適切である。
右側リンパ節郭清後は、右上肢への過度な負担を避けることがリンパ浮腫予防につながります。
3.手術創は見ないようにする。
誤り。
手術創や身体の変化に向き合うには時間が必要です。見ないようにするのではなく、患者の気持ちを尊重しながら支援します。
4.自己検診の必要性はない。
誤り。
術後も反対側乳房や胸壁、腋窩の変化に注意する必要があります。自己検診や定期受診は重要です。
覚えるポイント
- リンパ節郭清後は手術側上肢のリンパ浮腫予防が重要です。
- 右手で重い荷物を持たないようにします。
- 手術側のけが、感染、圧迫に注意します。
- ボディイメージの変化にも配慮します。