R06B111|令和6年度 准看護師試験 過去問
成人看護運動器・皮膚・膠原病看護運動器疾患・リハビリの看護
下肢のキルシュナー鋼線牽引中の患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、キルシュナー鋼線牽引中の感染予防と牽引管理が問われています。
鋼線刺入部は感染の入口になりやすいため、発赤、腫脹、熱感、疼痛、滲出液を観察します。
解説
キルシュナー鋼線牽引は、骨に鋼線を通して牽引を行い、骨折部の整復や安静を保つ方法です。
鋼線が皮膚を貫いているため、刺入部の感染に注意が必要です。鋼線刺入部の観察は重要な看護です。
また、牽引では、重錘が床についていないか、牽引方向がずれていないか、ロープが滑車から外れていないかを確認します。重錘は患者の訴えだけで勝手に減らしてはいけません。医師の指示に従います。
准看護師としての観察ポイント
刺入部の発赤、腫脹、熱感、疼痛、滲出液、発熱、末梢の皮膚色、冷感、しびれ、足背動脈の触知、疼痛を観察します。
選択肢の確認
1.鋼線刺入部の観察を行う。
適切である。
鋼線刺入部は感染リスクがあるため、局所の発赤や滲出液などを観察します。
2.患側は外旋位を保持する。
誤り。
患側を外旋位に保持すると変形や不良肢位につながることがあります。指示された肢位と牽引方向を保ちます。
3.体位変換は制限なく行う。
誤り。
牽引中は牽引方向や重錘の状態を保つ必要があります。体位変換は制限なく行うものではなく、安全に配慮して行います。
4.患者の訴えに応じて重錘を減らす。
誤り。
重錘は牽引効果に関わるため、自己判断で変更してはいけません。疼痛や違和感は観察して報告します。
覚えるポイント
- 鋼線牽引中は刺入部の感染徴候を観察します。
- 重錘は自己判断で変更しません。
- 牽引方向とロープ、滑車、重錘の位置を確認します。
- 末梢循環と神経症状も観察します。