R05B111|令和5年度 准看護師試験 過去問
成人看護運動器・皮膚・膠原病看護運動器疾患・リハビリの看護
ギプス固定中の患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、ギプス固定中の循環障害・神経障害の観察が問われています。
ギプス固定中は、腫脹により圧迫が強くなると、血流障害や神経障害、コンパートメント症候群につながる危険があります。
解説
ギプス固定中は、患肢の血流や神経が圧迫されていないかを確認します。特に知覚異常、しびれ、痛み、冷感、蒼白、チアノーゼ、腫脹、運動障害を定期的に観察します。
患肢を下垂すると、腫脹が増し、痛みや循環障害が悪化することがあります。原則として、急性期は患肢を挙上し、腫脹を軽減します。
ギプス固定中でも、固定されていない手指や足趾は動かします。指趾の運動は循環促進、浮腫予防、拘縮予防に役立ちます。
入浴やシャワー浴は、ギプスを濡らさない工夫や医師の許可、施設の指示に従って行える場合があります。一律に禁止と説明するのは適切ではありません。
報告が必要なサイン
強い疼痛、しびれ、感覚低下、指趾が動かせない、冷感、蒼白、チアノーゼ、腫脹増強は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.患肢を下垂する。
誤り。
患肢を下垂すると腫脹が増し、循環障害や痛みが悪化することがあります。急性期は挙上を考えます。
2.知覚異常を定期的に確認する。
適切である。
ギプス固定中は神経圧迫や循環障害に注意し、しびれや感覚低下を定期的に確認します。
3.患肢は手指や足趾も含めて安静を促す。
誤り。
固定されていない手指や足趾は動かし、循環促進や拘縮予防を行います。
4.入浴・シャワー浴は禁止する。
誤り。
ギプスを濡らさない工夫や医師の許可があれば可能な場合があります。一律に禁止とはいえません。
覚えるポイント
- ギプス固定中は知覚異常を観察する。
- 疼痛、冷感、蒼白、チアノーゼに注意する。
- 急性期は患肢を挙上する。
- 固定されていない手指・足趾は動かす。
- 強い痛みやしびれは速やかに報告する。