R07A64|令和7年度 准看護師試験 過去問
慢性期にある患者の特徴について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、慢性期にある患者の特徴が問われています。
慢性期では、病気が長く続くため、患者自身が生活の中で病気と付き合い、症状管理や治療の継続を行うことが重要になります。
解説
慢性期の患者は、病気が完全に治ることよりも、病状を安定させながら生活を続けることが大切になります。食事、服薬、運動、休息、通院、自己測定などを日常生活に組み込む必要があります。
一方で、慢性期の患者は常に前向きとは限りません。病状悪化への不安、治療継続の負担、仕事や家庭での役割変化、経済的不安などを抱えることがあります。
准看護師としては、患者が「できていないこと」だけを見るのではなく、生活背景や思いを理解し、継続できる方法を一緒に考える姿勢が大切です。
准看護師としての観察ポイント
服薬状況、食事内容、体重変化、症状の変化、通院状況、セルフケアへの意欲、不安や疲労感を観察します。急な悪化や自己管理困難があれば、看護師や医師へ報告します。
選択肢の確認
1.急激に生命の危機に直面し、強い緊張と恐怖を感じる。
誤り。
これは主に急性期の特徴です。急性期では、突然の発症や状態変化により、患者が強い不安や恐怖を感じやすくなります。
2.病状が悪化するのではないかという不安や葛藤は生じない。
誤り。
慢性期では、病状悪化への不安、治療継続への負担、将来への葛藤が生じることがあります。不安がないと決めつけてはいけません。
3.病気を自分自身のこととしてコントロールしていく必要がある時期である。
適切である。
慢性期では、患者が病気を自分の生活の一部として受け止め、服薬、食事、運動、通院などを継続していくことが重要です。この記述は慢性期の特徴として適切です。
4.治療に対してモチベーションが高い。
誤り。
慢性期では治療が長期にわたるため、モチベーションが低下することもあります。常に高いとはいえません。患者の意欲や疲労感を観察し、支援することが必要です。
覚えるポイント
- 慢性期は、病気と付き合いながら生活を整える時期である。
- 患者自身のセルフコントロールが重要になる。
- 不安、葛藤、治療疲れが生じることがある。
- 看護では、継続できる方法を患者の生活に合わせて支援する。
- 悪化サインや自己管理困難は早めに報告する。