R05B63令和5年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術患者理解・心理的支援患者理解・ストレス・看護過程

患者心理における不安について、適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、不安の特徴が問われています。

不安は、対象がはっきりしないまま、危険や悪い結果を漠然と予測するときに生じる感情です。恐怖、怒り、抑うつとの違いを整理します。

解説

不安は、明確な対象がない、または対象がはっきりしない状態で、これから危険なことが起こるのではないかと予測するときに生じる感情です。

患者は、検査結果、治療、手術、退院後の生活、費用、家族への影響など、さまざまなことで不安を抱くことがあります。言葉で「不安です」と言わなくても、眠れない、落ち着かない、質問が増える、表情が硬い、食欲がないなどの形で表れることがあります。

故意に不当な扱いを受けたと感じるときに生じるのは、怒りに近い反応です。

実際に恐ろしい事態に直面したときに生じるのは、恐怖です。

気持ちがひどく落ち込んだ状態は、抑うつに近い状態です。

准看護師としての関わり
不安のある患者には、否定せずに話を聴きます。「何が心配ですか」と確認し、説明が必要な内容は看護師や医師へつなぎます。

選択肢の確認

1.故意に不当な扱いを受けたと感じるときに生じる。
誤り。
これは怒りに近い感情です。不安の説明としては適切ではありません。

2.明確な対象はないものの、危険を漠然と予測するときに生じる。
適切である。
不安は、対象がはっきりしないまま危険を予測するときに生じる感情です。

3.実際に恐ろしい事態に直面したときに生じる。
誤り。
これは恐怖の説明に近いです。恐怖は対象が比較的明確な場合に生じます。

4.気持ちがひどく落ち込んだ状態のときに生じる。
誤り。
これは抑うつに近い説明です。不安とは区別します。

覚えるポイント

  • 不安は対象が不明確な危険予測で生じる。
  • 恐怖は対象が明確な危険に対して生じる。
  • 怒りは不当な扱いや侵害を感じたときに生じやすい。
  • 抑うつは気分の落ち込みが中心である。
  • 不安は睡眠、食欲、表情、行動の変化にも表れる。

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