R07A63|令和7年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術患者理解・心理的支援患者理解・ストレス・看護過程
アイデンティティの確立が発達課題となる時期はいつか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、発達理論におけるアイデンティティの確立が問われています。
アイデンティティとは、「自分は何者か」「自分はどう生きたいか」という自己のまとまりの感覚です。発達段階では、特に青年期の重要な課題として扱われます。
解説
青年期は、身体的にも心理的にも大きく変化する時期です。進路、職業、価値観、人間関係、自分らしさについて考える中で、アイデンティティを形成していきます。
エリクソンの発達理論では、青年期の心理社会的課題はアイデンティティ対役割混乱です。自分の価値観や将来像がまとまっていく一方で、迷いや葛藤も生じやすい時期です。
看護では、年齢だけで決めつけず、本人の発達段階、家庭環境、学校生活、友人関係、病気による影響を合わせて理解することが大切です。
精神看護のポイント
青年期の患者には、自己決定を尊重しながら関わります。病気や入院により自立や将来への不安が強くなることがあるため、気持ちを否定せずに受け止めます。
選択肢の確認
1.乳幼児期
誤り。
乳幼児期は、基本的信頼感や自律性の獲得が重要となる時期です。アイデンティティの確立が中心課題となる時期ではありません。
2.学童期
誤り。
学童期は、学習や集団生活を通して勤勉性を育てる時期です。アイデンティティの確立は、主にその後の青年期の課題です。
3.青年期
適切である。
青年期は、自分らしさ、将来の方向性、社会の中での役割を考え、アイデンティティを確立していく時期です。エリクソンの発達理論でも重要な課題とされています。
4.老年期
誤り。
老年期は、人生を振り返り、自己の人生を受け入れる統合が課題となる時期です。アイデンティティの確立が中心課題となる時期ではありません。
覚えるポイント
- アイデンティティの確立は青年期の発達課題である。
- 青年期は「自分は何者か」「どう生きたいか」を考える時期である。
- エリクソンでは、青年期はアイデンティティ対役割混乱で覚える。
- 看護では、自己決定、プライバシー、将来への不安に配慮する。