R07A65|令和7年度 准看護師試験 過去問
患者の理解について、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、患者を身体面だけでなく、心理面、社会面、家族関係を含めて理解する視点が問われています。
患者理解では、病名だけを見るのではなく、その人の生活、価値観、役割、家族、仕事、経済面、不安を含めて捉えることが大切です。
解説
病気は身体症状だけでなく、精神状態にも影響します。痛み、息苦しさ、食欲低下、活動制限、入院、手術、検査などは、不安、恐怖、怒り、落ち込みにつながることがあります。
同じ疾患であっても、患者の年齢、性格、生活背景、家族関係、仕事、病気の受け止め方は異なります。そのため、反応も一人ひとり違います。
また、家族の不安や悩みは患者にも影響します。患者は家族に心配をかけまいとして本音を言えないこともあります。
コミュニケーションのポイント
患者の訴えを「病気だから当然」と決めつけず、表情、声の調子、睡眠、食欲、会話量、家族との関係を観察します。必要に応じて、看護師や多職種と情報共有します。
選択肢の確認
1.病気は身体にとどまらず、精神状態にも影響を及ぼす。
適切である。
病気は身体症状だけでなく、不安、恐怖、抑うつ、怒りなどの精神状態にも影響します。患者を全人的に理解するために重要な視点です。
2.同じ疾患の場合は患者の思いや反応は同じである。
誤り。
同じ疾患でも、患者の性格、生活背景、価値観、家族関係、病気の理解度によって反応は異なります。一人ひとりに合わせた理解が必要です。
3.家族の悩みや不安は患者には波及しない。
誤り。
家族の不安や悩みは、患者の心理状態や療養意欲に影響することがあります。家族も支援の対象として捉える必要があります。
4.役割遂行への影響はない。
誤り。
病気により、仕事、家事、育児、介護、地域での役割などが難しくなることがあります。役割の変化は患者の自尊心や生活に大きく影響します。
覚えるポイント
- 患者は身体面、心理面、社会面を含めて理解する。
- 同じ病気でも、患者の受け止め方や反応は異なる。
- 家族の不安は患者にも影響することがある。
- 病気は仕事、家庭、社会的役割にも影響する。
- 患者の尊厳と自己決定を大切にして関わる。