R07A36|令和7年度 准看護師試験 過去問
倫理的ジレンマが生じるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、倫理的ジレンマがどのような場面で生じるかが問われています。
倫理的ジレンマとは、複数の倫理原則や価値が対立し、どちらを選んでも何らかの問題が残るような葛藤状況です。
解説
医療・看護の場では、患者の自己決定、安全、安楽、公平性、秘密保持、家族の意向、医療者の責務など、複数の価値が関係します。
倫理的ジレンマは、たとえば「患者の自己決定を尊重したいが、安全面では介入が必要である」といったように、相反する倫理原則がぶつかる場面で生じます。
規定の遵守は、ルールに従って行動することです。それだけで倫理的ジレンマとはいえません。
過去の経験知との矛盾は、知識や経験と現在の状況が合わない場面ですが、必ずしも倫理的ジレンマではありません。
自己の正当化は、防衛機制や自己保護的な行動に関係することがあります。倫理的ジレンマの定義ではありません。
倫理のポイント
倫理的ジレンマでは、一人で抱え込まず、患者の意思、家族の意向、医療チームの判断、倫理原則を整理します。必要に応じてカンファレンスなどで検討します。
准看護師としての視点
准看護師は、患者の尊厳、プライバシー、自己決定を守る視点をもちます。判断に迷う場面では、独自に決めず、看護師や医師へ相談し、チームで対応します。
選択肢の確認
1.規定の遵守
誤り。
規定の遵守は、決められたルールに従うことです。それだけでは倫理的ジレンマが生じる状況とはいえません。
2.過去の経験知との矛盾
誤り。
過去の経験知との矛盾は、経験と現在の状況が合わないことを示します。倫理原則同士の対立を意味するものではありません。
3.相反する倫理原則
正しい。
倫理的ジレンマは、相反する倫理原則や価値が対立し、判断が難しい状況で生じます。
4.自己の正当化
誤り。
自己の正当化は、自分の行動を正しいと説明しようとすることです。倫理的ジレンマの定義ではありません。
覚えるポイント
- 倫理的ジレンマは相反する倫理原則が対立するときに生じる。
- 患者の自己決定、安全、安楽、尊厳などが対立することがある。
- 判断に迷う場面では一人で抱え込まない。
- 看護師、医師、多職種と相談し、チームで検討する。