R07A121|令和7年度 准看護師試験 過去問
フレイルについて、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、フレイルの特徴と支援が問われています。
フレイルは、健康な状態と要介護状態の中間にある虚弱な状態です。早期に気づいて適切に支援すれば、生活機能の維持や改善が期待できます。
解説
フレイルでは、体重減少、疲れやすさ、活動量低下、歩行速度低下、筋力低下などがみられます。身体的な面だけでなく、認知機能、精神面、社会的孤立も関係します。
J-CHS基準では、5項目のうち3項目以上に該当するとフレイル、1~2項目ではプレフレイルとされます。2項目でフレイルと診断するという説明は適切ではありません。
フレイルは、ストレスへの回復力が低下した状態です。感染、入院、転倒、低栄養などをきっかけに急に生活機能が低下することがあります。そのため、栄養、運動、社会参加を組み合わせた早期支援が大切です。
准看護師としての観察ポイント
体重減少、食事量低下、歩行速度、握力、疲労感、外出頻度、転倒歴、認知機能、孤立の有無を観察します。小さな変化を早めに共有することが介護予防につながります。
選択肢の確認
1.要介護状態である。
誤り。
フレイルは、健康な状態と要介護状態の中間にある状態です。すでに要介護状態そのものを指す言葉ではありません。
2.診断基準(J-CHS 基準)のうち、2項目に該当することで診断される。
誤り。
J-CHS基準では、5項目のうち3項目以上に該当するとフレイルとされます。1~2項目はプレフレイルとされます。
3.早期に適切な支援を行うことにより、生活機能の維持向上が図れる。
適切である。
フレイルは早期発見と適切な支援により、生活機能の維持や改善が期待できます。栄養、運動、社会参加が重要です。
4.ストレスへの回復力は維持される。
誤り。
フレイルでは、感染や入院、転倒などのストレスに対する回復力が低下しています。そのため、急な生活機能低下に注意が必要です。
覚えるポイント
- フレイルは、健康と要介護の中間の状態である。
- J-CHS基準では、3項目以上でフレイル、1~2項目でプレフレイルである。
- フレイルではストレスへの回復力が低下する。
- 早期支援により生活機能の維持向上が期待できる。
- 栄養、運動、社会参加を組み合わせて支援する。