R07A115|令和7年度 准看護師試験 過去問
老年看護加齢変化・心理社会高齢者の権利・加齢心理
高齢者が運動することで起こるのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、高齢者の運動の効果が問われています。
高齢者にとって適度な運動は、筋力、心肺機能、バランス能力、認知機能、気分の維持に役立ちます。転倒予防やフレイル予防にも重要です。
解説
高齢者では、加齢や活動量低下により筋肉量や筋力が低下しやすくなります。適度な運動を継続することで、筋力の維持、歩行能力の維持、転倒予防、日常生活動作の維持につながります。
運動は中性脂肪の低下や心肺機能の維持にも役立ちます。また、外出や人との交流が増えることで、気分転換や精神活動の維持にもつながります。
ただし、高齢者では持病、関節痛、息切れ、転倒リスクがあるため、無理のない範囲で行うことが大切です。運動前後の体調確認も重要です。
安全管理上のポイント
運動前後は、息切れ、胸痛、動悸、めまい、関節痛、疲労感を確認します。症状が強い場合は無理をせず、看護師や医師に相談します。
選択肢の確認
1.中性脂肪の増加
誤り。
適度な運動は、一般に中性脂肪の増加を防ぎ、脂質代謝の改善に役立ちます。運動によって中性脂肪が増加するとはいえません。
2.心肺機能の低下
誤り。
適度な運動は、心肺機能の維持や改善に役立ちます。運動不足のほうが心肺機能低下につながりやすいです。
3.筋力の維持
適切である。
高齢者が運動を継続することで、筋力の維持や歩行能力の維持につながります。転倒予防やフレイル予防にも重要です。
4.精神活動の低下
誤り。
運動は気分転換や睡眠改善、人との交流にもつながり、精神活動の維持に役立ちます。精神活動を低下させるとはいえません。
覚えるポイント
- 高齢者の運動は、筋力の維持に役立つ。
- 運動は転倒予防、フレイル予防、心肺機能維持に関係する。
- 無理のない強度で継続することが大切である。
- 運動前後は、胸痛、息切れ、めまい、関節痛を確認する。
- 活動と休息のバランスをとり、安全に運動を続ける。