R06B67令和6年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術終末期・死後のケア終末期患者の全人的苦痛

全人的ケアの説明について、正しいのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、終末期における全人的ケアが問われています。

全人的ケアでは、終末期の患者が感じる苦痛を、身体面だけでなく心理・社会・霊的側面も含めてとらえます。

解説

終末期の患者が感じる苦痛は、身体的苦痛だけではありません。

痛みや呼吸困難などの身体的苦痛に加え、不安、恐怖、孤独などの精神的苦痛、家族や仕事、経済面に関する社会的苦痛、人生の意味や死への問いに関わる霊的苦痛があります。

全人的ケアでは、これらの苦痛をばらばらに扱うのではなく、相互に関連するものとしてとらえます。患者の尊厳、価値観、希望を大切にしながら、多職種で支援します。

終末期看護のポイント
患者の苦痛を「痛みだけ」と決めつけず、眠れない、不安、家族への心配、人生への問いなども含めて聴き取ります。

選択肢の確認

1.終末期の患者が感じる苦痛の概念とそのケアをさす。
正しい。
全人的ケアは、終末期患者の苦痛を身体的、精神的、社会的、霊的側面からとらえ、総合的に支援する考え方です。

2.ケアの対象となる苦痛は、身体的・精神的・社会的苦痛である。
誤り。
身体的、精神的、社会的苦痛に加えて、霊的苦痛も重要です。霊的苦痛が抜けています。

3.ケアは苦痛の種類ごとに独立している。
誤り。
苦痛は互いに関連しています。身体の痛みが不安を強めたり、社会的問題が精神的苦痛につながったりします。

4.トラベルビーが提唱した。
誤り。
トラベルビーは人間対人間の看護で知られます。全人的苦痛の概念としては、終末期ケアの文脈で整理します。

覚えるポイント

  • 全人的ケアでは身体・精神・社会・霊的苦痛を総合的にみます。
  • 終末期では患者の尊厳と価値観を尊重します。
  • 苦痛は互いに関連しています。
  • 多職種で患者と家族を支えます。

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