R06B17令和6年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候組織変化・障害

組織の変化について、正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、萎縮・肥大・過形成などの組織変化が問われています。

長期間使わないことで筋肉や組織が小さくなる変化を、廃用性萎縮といいます。

解説

組織は、使われ方や刺激、血流、ホルモン、栄養状態などによって変化します。

廃用性萎縮は、長期臥床、ギプス固定、麻痺、活動量低下などにより、筋肉や組織が使われず小さくなる変化です。高齢者や入院患者では、短期間でも筋力低下が進みやすいため注意します。

胸腺は加齢により自然に萎縮するため、生理的萎縮として理解します。片方の腎臓を摘出した後、残った腎臓が大きくなるのは代償性肥大です。細胞数が増えて組織が大きくなるのは過形成です。

准看護師としての観察ポイント
廃用を防ぐには、安静度を確認しながら、体位変換、関節可動域訓練、離床、日常生活動作の維持を支援します。筋力低下、関節拘縮、褥瘡、起立性低血圧にも注意します。

選択肢の確認

1.胸腺の萎縮は病的萎縮に分類される。
誤り。
胸腺の萎縮は加齢に伴う生理的萎縮として扱います。病的萎縮ではありません。

2.長期に動かないことで起こるのを廃用性萎縮という。
正しい。
長期臥床や活動低下により使われない組織が小さくなることを廃用性萎縮といいます。

3.片方の腎臓を摘出した後、残った腎臓が大きくなるのを消失性肥大という。
誤り。
残った腎臓が機能を補うために大きくなるのは代償性肥大です。消失性肥大とはいいません。

4.刺激により細胞の数が増え、組織が大きくなるのを過膨張という。
誤り。
細胞数が増えて組織が大きくなるのは過形成です。過膨張ではありません。

覚えるポイント

  • 長期に動かないことで起こるのは廃用性萎縮です。
  • 胸腺の萎縮は生理的萎縮です。
  • 残った腎臓が大きくなるのは代償性肥大です。
  • 細胞数が増えるのは過形成です。

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