R07B18令和7年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候組織変化・障害

脳・神経疾患について、正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、脳・神経疾患の基本的特徴が問われています。

頭蓋内出血、脳梗塞、筋萎縮性側索硬化症は、病態や障害される部位を整理して覚える必要があります。

解説

筋萎縮性側索硬化症、ALSは、運動神経が進行性に障害される疾患です。筋力低下、筋萎縮、構音障害、嚥下障害、呼吸筋障害などがみられます。感覚や意識は保たれることが多く、意思伝達支援が重要です。

硬膜外血腫は、頭蓋骨と硬膜の間に血液がたまる状態です。硬膜とクモ膜の間に血腫ができるのは硬膜下血腫です。

クモ膜下出血は、主に脳動脈瘤の破裂などにより起こります。脳梗塞は、脳動脈が閉塞して脳組織が虚血になることで起こります。脳静脈の閉塞が一般的な説明ではありません。

准看護師としての観察ポイント
脳神経疾患では、意識状態、瞳孔、麻痺、言語障害、嚥下障害、呼吸状態、頭痛、嘔吐を観察します。急な症状変化は速やかに報告します。

選択肢の確認

1.硬膜外血腫は硬膜とクモ膜の間の血腫をさす。
誤り。
硬膜外血腫は、頭蓋骨と硬膜の間に血液がたまる状態です。硬膜とクモ膜の間の血腫は硬膜下血腫です。

2.クモ膜下出血は脳の腫瘍が原因である。
誤り。
クモ膜下出血は、主に脳動脈瘤の破裂などが原因で起こります。脳腫瘍が代表的原因ではありません。

3.脳梗塞は脳静脈の閉塞で起きる。
誤り。
脳梗塞は、主に脳動脈が閉塞し、脳組織が虚血になることで起こります。脳静脈の閉塞ではありません。

4.筋萎縮性側索硬化症は運動神経が障害される。
正しい。
ALSでは運動神経が障害され、筋力低下や筋萎縮が進行します。この記述は正しいです。

覚えるポイント

  • ALSは運動神経が障害される疾患である。
  • 硬膜外血腫は、頭蓋骨と硬膜の間の血腫である。
  • 硬膜下血腫は、硬膜とクモ膜の間の血腫である。
  • クモ膜下出血は、脳動脈瘤破裂が代表的原因である。
  • 脳梗塞は、主に脳動脈の閉塞で起こる。

関連問題

R07B17R07B19
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)