R06A46令和6年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術活動・安楽・安全体位・移動・活動休息

食事の援助について、適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、食事援助時の安全・自立支援・誤嚥予防が問われています。

食事は、単に食べてもらう援助ではなく、患者が食事を認識し、自分のペースで安全に摂取できるように整えることが大切です。

解説

食事援助では、まず患者の姿勢を整えます。可能であれば座位またはファーラー位に近い体位とし、頸部は軽く前屈させると嚥下しやすくなります。

配膳は、患者が食事全体を見わたせる位置に行います。食事内容を見て確認できることで、食欲を促し、自己摂取できる患者では自立支援にもつながります。

食物を口に入れるときは、患者の開口、咀嚼、嚥下の状態を観察しながら少量ずつ介助します。急がせたり、上顎にこすりつけたりすると、むせや不快感、口腔内損傷につながるおそれがあります。

准看護師としての観察ポイント
食事中は、むせ、湿った声、咳、呼吸状態、顔色、食事量、疲労、口腔内残渣を観察します。誤嚥が疑われる場合は、無理に食事を続けず報告します。

選択肢の確認

1.患者の体位を仰臥位に整える。
誤り。
仰臥位では嚥下しにくく、誤嚥の危険が高くなります。食事時は、可能な範囲で上体を起こした姿勢に整えます。

2.患者の頸部を伸展させる。
誤り。
頸部を伸展させると気道に入りやすくなり、誤嚥の危険が高まります。嚥下しやすい姿勢として、軽い前屈位を意識します。

3.患者が食事を見わたせる位置に配膳する。
適切である。
食事全体を確認できるように配膳することで、食事への意欲、自立、安全な摂取につながります。

4.スプーンにのせた食物を、上顎にすりつけて口腔内に置く。
誤り。
上顎にすりつける方法は不快感や口腔内損傷につながることがあります。食物は少量ずつ、舌の中央付近に置くように介助します。

覚えるポイント

  • 食事援助では誤嚥予防が重要です。
  • 食事時は上体を起こし、頸部は軽く前屈させます。
  • 食事全体が見えるように配膳します。
  • むせ、咳、湿った声、口腔内残渣を観察します。

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