R05B130|令和5年度 准看護師試験 過去問
母乳栄養を希望する母への適切な支援はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、母乳栄養を希望する母への授乳支援が問われています。
母乳育児では、児が欲しがるサインに合わせて授乳できる環境づくりが大切です。
解説
母乳栄養を希望する母には、母児同室をすすめることが適切です。母児同室により、母親は児の空腹サインや泣き方、睡眠リズムに気づきやすくなり、頻回授乳がしやすくなります。児との接触が増えることで、母乳分泌の促進や育児への自信にもつながります。
おしゃぶりを早期に使用すると、乳頭混乱や授乳回数の減少につながる場合があります。母乳育児確立前に積極的にすすめるのは適切ではありません。
母乳育児では、6時間以上間隔をあけるのではなく、児の欲求に合わせて頻回に授乳します。授乳間隔を長くあけると、母乳分泌が十分に促されにくくなることがあります。
哺乳量は、授乳前後の体重差で評価することがあります。出生体重と授乳後体重の差で評価するのではありません。日々の体重変化、排尿・排便回数、児の機嫌、吸着状態も合わせて観察します。
母性看護のポイント
母乳育児支援では、母親を責めず、不安を受け止めます。乳頭痛、乳房緊満、児の吸着、排泄回数、母親の疲労を観察し、必要時は助産師と連携します。
選択肢の確認
1.母児同室をすすめる。
適切である。
母児同室は児の欲求に合わせた授乳をしやすくし、母乳育児の確立を支援します。
2.おしゃぶりの使用をすすめる。
誤り。
母乳育児確立前のおしゃぶり使用は、授乳回数の減少や乳頭混乱につながることがあります。積極的にすすめるのは適切ではありません。
3.6 時間以上間隔をあけて授乳を行う。
誤り。
母乳育児では、児の欲求に合わせた頻回授乳が大切です。6時間以上あけるのは適切ではありません。
4.出生体重と授乳後の体重差で哺乳量を評価する。
誤り。
哺乳量を体重差でみる場合は、授乳前後の体重差を用います。出生体重との差ではありません。
覚えるポイント
- 母乳栄養を希望する母には母児同室をすすめる。
- 母乳育児では頻回授乳が大切である。
- 児の空腹サインを見て授乳する。
- 哺乳量評価は排泄回数、体重変化、授乳前後差などでみる。
- 母親の不安を受け止め、助産師と連携する。