R05A87令和5年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術呼吸援助吸引・排痰援助

骨髄穿刺を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、骨髄穿刺時の体位、検査中の声かけ、検査後の観察が問われています。

骨髄穿刺では、穿刺時の疼痛、出血、感染、迷走神経反射に注意します。

解説

骨髄穿刺は、骨髄液を採取して血液疾患などを調べる検査です。穿刺部位には、胸骨、腸骨などが用いられます。後腸骨稜で行う場合は、腹臥位または側臥位が用いられます。仰臥位ではありません。

骨髄液を吸引するときは、一時的に強い痛みや吸引感が生じることがあります。患者が動くと危険なため、息を止めるよう促すなどして体動を防ぎ、短時間で安全に行えるよう介助します。

検査後は穿刺部位を圧迫し、出血の有無を確認します。長時間の安静臥床が必ず必要というより、出血予防のために指示された時間安静にします。吐き気だけでなく、疼痛、出血、血圧低下、冷汗、気分不快などを観察します。

報告が必要なサイン
穿刺部位の出血、腫脹、強い疼痛、発熱、冷汗、顔面蒼白、血圧低下、気分不快があれば速やかに報告します。

選択肢の確認

1.検査前後の吐き気の有無を観察する。
誤り。
吐き気の観察も必要な場合がありますが、骨髄穿刺で特に重要なのは疼痛、出血、感染、気分不快、バイタルサインなどです。この選択肢は最も適切とはいえません。

2.後腸骨稜で行う場合は仰臥位とする。
誤り。
後腸骨稜で行う場合は、腹臥位または側臥位が用いられます。仰臥位では穿刺部位を出しにくく適切ではありません。

3.骨髄液の吸引時は息を止めるよう促す。
適切である。
骨髄液吸引時は痛みや違和感が強く出ることがあります。息を止めるよう促し、体動を防ぎながら安全に介助します。

4.穿刺後 5 ~ 6 時間は安静臥床とする。
誤り。
穿刺後は圧迫止血と出血観察が重要ですが、5~6時間の安静臥床が必ず必要とはいえません。安静時間は医師の指示や施設手順に従います。

覚えるポイント

  • 骨髄穿刺では疼痛、出血、感染に注意する。
  • 後腸骨稜で行う場合は腹臥位または側臥位が用いられる。
  • 骨髄液吸引時は体動を防ぐ声かけをする。
  • 検査後は穿刺部位を圧迫し、出血を観察する。
  • 気分不快、血圧低下、冷汗は速やかに報告する。

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