R05A23|令和5年度 准看護師試験 過去問
食生活と栄養疾患別食事療法消化器疾患の食事療法
食道静脈瘤の原因疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、食道静脈瘤と門脈圧亢進の関係が問われています。
食道静脈瘤は、肝硬変の重要な合併症として覚えます。
解説
肝硬変では、肝臓が硬くなり、門脈の血液が肝臓を通りにくくなります。その結果、門脈圧が高くなる門脈圧亢進が起こります。
門脈圧が上がると、血液は別の経路に流れようとします。その一つが食道周囲の静脈で、静脈が拡張して食道静脈瘤になります。
食道静脈瘤は破裂すると大量吐血やショックにつながる危険があります。そのため、肝硬変患者では吐血、黒色便、血圧低下、頻脈、冷汗、顔面蒼白などの観察が重要です。
報告が必要なサイン
食道静脈瘤が疑われる患者で吐血、黒色便、強いふらつき、血圧低下、冷汗、意識状態の変化がある場合は、速やかに報告します。
選択肢の確認
1.胃がん
誤り。
胃がんは胃に発生する悪性腫瘍です。食道静脈瘤の代表的な原因疾患ではありません。
2.食道がん
誤り。
食道がんは食道に発生する悪性腫瘍です。食道静脈瘤の代表的な原因疾患ではありません。
3.クローン病
誤り。
クローン病は炎症性腸疾患の一つで、消化管に慢性炎症を起こします。食道静脈瘤の代表的な原因疾患ではありません。
4.肝硬変
正しい。
肝硬変では門脈圧亢進が起こり、食道静脈瘤の原因になります。
覚えるポイント
- 食道静脈瘤の原因として肝硬変が重要である。
- 肝硬変では門脈圧亢進が起こる。
- 食道静脈瘤破裂では大量吐血やショックに注意する。
- 吐血、黒色便、血圧低下、冷汗は報告が必要なサインである。