R06B23|令和6年度 准看護師試験 過去問
食生活と栄養疾患別食事療法消化器疾患の食事療法
食道静脈瘤の原因疾患はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、食道静脈瘤の原因疾患が問われています。
食道静脈瘤は、肝硬変による門脈圧亢進で起こりやすくなります。
解説
肝硬変では、肝臓が線維化して硬くなり、門脈血流が流れにくくなります。その結果、門脈圧が高くなる門脈圧亢進が起こります。
門脈圧が高くなると、食道や胃の静脈に血液が迂回し、静脈がこぶ状に拡張します。これが食道静脈瘤です。
食道静脈瘤は破裂すると大量吐血を起こし、ショックにつながる危険があります。肝硬変患者では、吐血、黒色便、血圧低下、冷汗、意識変化に注意します。
報告が必要なサイン
吐血、黒色便、顔面蒼白、冷汗、血圧低下、頻脈がみられた場合は、食道静脈瘤破裂などの消化管出血を疑い、速やかに報告します。
選択肢の確認
1.肝硬変
正しい。
肝硬変では門脈圧亢進が起こり、食道静脈瘤の原因となります。
2.食道がん
誤り。
食道がんは食道に発生する悪性腫瘍です。食道静脈瘤の代表的原因ではありません。
3.急性膵炎
誤り。
急性膵炎は膵臓の急性炎症です。食道静脈瘤の原因疾患としては肝硬変が重要です。
4.胃潰瘍
誤り。
胃潰瘍は胃粘膜の潰瘍で、出血の原因になることはありますが、食道静脈瘤の原因ではありません。
覚えるポイント
- 食道静脈瘤の原因は肝硬変が重要です。
- 肝硬変では門脈圧亢進が起こります。
- 食道静脈瘤破裂では大量吐血に注意します。
- 吐血や黒色便は速やかに報告します。