R06B90|令和6年度 准看護師試験 過去問
食生活と栄養疾患別食事療法消化器疾患の食事療法
急性膵炎患者の看護について、正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、急性膵炎患者の重症化観察が問われています。
急性膵炎では、重症化すると循環不全やショックを起こすことがあるため、ショック徴候の観察が重要です。
解説
急性膵炎は、膵酵素が膵臓自体を傷害することで起こる急性炎症です。
主な症状は、上腹部痛や背部痛、悪心、嘔吐、発熱などです。重症化すると、血圧低下、頻脈、冷汗、意識障害、尿量減少などのショック徴候を示すことがあります。
急性期は膵臓を安静にするため、禁食や輸液、疼痛管理などが行われます。脂肪分の多い食事は膵液分泌を促すため不適切です。アルコールや胆石などが原因となることがあり、再発予防の生活指導も重要です。
報告が必要なサイン
強い腹痛、血圧低下、頻脈、冷汗、顔面蒼白、尿量減少、意識レベル低下、呼吸困難がある場合は、重症化を疑い速やかに報告します。
選択肢の確認
1.主な症状は下腹部の鈍痛である。
誤り。
急性膵炎の主な症状は上腹部痛や背部痛です。下腹部の鈍痛が主症状ではありません。
2.ショック徴候の観察を行う。
正しい。
急性膵炎は重症化すると循環不全やショックを起こすことがあります。血圧、脈拍、尿量、意識状態を観察します。
3.脂肪分の多い食事をすすめる。
誤り。
脂肪分の多い食事は膵液分泌を促し、膵臓への負担になります。急性期は禁食となることがあります。
4.再発はしないと説明する。
誤り。
急性膵炎は原因によって再発することがあります。飲酒、胆石、食生活などの再発予防が重要です。
覚えるポイント
- 急性膵炎ではショック徴候を観察します。
- 主な症状は上腹部痛、背部痛、悪心・嘔吐です。
- 急性期は膵臓の安静が重要です。
- 脂肪分の多い食事や飲酒は再発予防の視点で注意します。