R05A131|令和5年度 准看護師試験 過去問
母子看護新生児看護出生直後の適応と観察
出生直後の正常新生児にみられるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、出生直後の新生児の循環変化が問われています。
胎児循環から新生児循環へ切り替わると、卵円孔や動脈管などに変化が起こります。
解説
胎児期には、肺呼吸をしていないため、右心房から左心房へ血液を流す卵円孔が開いています。出生後、肺呼吸が始まると肺血流が増え、左心房圧が上昇し、卵円孔は機能的に閉鎖します。
したがって、出生直後の正常新生児にみられる変化として、卵円孔の閉鎖が適切です。
生理的黄疸は、出生後2~3日ころから出現しやすく、出生直後にみられる代表的変化ではありません。
生理的貧血は、出生後しばらくしてからみられる変化です。
大泉門の膨隆は、頭蓋内圧亢進などを疑う異常所見であり、正常新生児にみられる所見ではありません。
新生児観察のポイント
出生直後は、呼吸、心拍、皮膚色、筋緊張、啼泣、体温を観察します。チアノーゼ、呼吸障害、ぐったりしている状態は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.生理的黄疸
誤り。
生理的黄疸は出生後2~3日ころからみられることが多く、出生直後の所見としては適切ではありません。
2.生理的貧血
誤り。
生理的貧血は出生後しばらくしてからみられる変化です。出生直後にみられる代表的な所見ではありません。
3.卵円孔の閉鎖
正しい。
出生後に肺呼吸が始まることで心房内圧が変化し、卵円孔は機能的に閉鎖します。
4.大泉門の膨隆
誤り。
大泉門の膨隆は頭蓋内圧亢進などを疑う異常所見です。正常所見ではありません。
覚えるポイント
- 出生直後は胎児循環から新生児循環へ変化する。
- 卵円孔は出生後に機能的に閉鎖する。
- 生理的黄疸は出生後2~3日ころからみられやすい。
- 大泉門膨隆は異常所見である。
- 新生児では呼吸、心拍、皮膚色、体温を観察する。