R05A11|令和5年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き細胞・組織・遺伝細胞小器官・染色体・細胞膜
水とミネラルについて、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、体内の水分量、不感蒸泄、電解質、ミネラルの分布が問われています。
ナトリウムとカリウムは、細胞外液・細胞内液の違いとセットで覚えます。
解説
成人の体内水分量は、一般に体重の約60%です。乳幼児では割合が高く、高齢者では低くなる傾向があります。
不感蒸泄は、尿や便、発汗としては見えにくい水分喪失です。皮膚や呼気から失われ、成人では1日約800mLから1,000mL程度と考えます。200mL/日は少なすぎます。
**ナトリウム(Na)**は細胞外液の主な陽イオンです。これに対して、カリウム(K)は細胞内液の主な陽イオンです。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料であり、多くは甲状腺に存在します。
准看護師としての観察ポイント
脱水や電解質異常では、口渇、皮膚・口腔粘膜の乾燥、尿量減少、意識状態、血圧、脈拍、浮腫、筋力低下などを観察します。
選択肢の確認
1.水は成人体重の約 80 % を占める。
誤り。
成人の体内水分量は一般に体重の約60%です。約80%は成人としては高すぎます。
2.成人の不感蒸泄の量は約 200 mL/日である。
誤り。
成人の不感蒸泄は一般に1日約800mLから1,000mL程度です。約200mL/日は少なすぎます。
3.ナトリウム(Na)は細胞外液の主な陽イオンである。
正しい。
ナトリウムは細胞外液の主な陽イオンです。体液量や浸透圧の調節に関係します。
4.ヨウ素の 70~80 % は腎臓に存在している。
誤り。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料であり、主に甲状腺に存在します。腎臓に70~80%存在するわけではありません。
覚えるポイント
- 成人の体内水分量は体重の約60%である。
- 不感蒸泄は皮膚や呼気からの水分喪失である。
- ナトリウムは細胞外液の主な陽イオンである。
- カリウムは細胞内液の主な陽イオンである。
- ヨウ素は甲状腺ホルモンに関係する。