34PM86|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
東洋医学概論臓腑論五臓六腑・生理作用
粛降を主る臓に剋される臓の生理作用はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、五臓の生理作用と五行の相剋関係を組み合わせて考えます。
まず「粛降を主る臓」は肺です。肺は五行では金に属します。金が剋するのは木で、木に属する臓は肝です。
解説
問題文は、次の順で考えます。
まず、粛降を主る臓は肺です。肺の粛降とは、肺気を下方へ降ろし、呼吸や水液代謝を調整する働きです。
次に五行で考えると、肺は金に属します。相剋関係では、金は木を剋します。木に属する臓は肝です。
肝の代表的な生理作用は疏泄です。疏泄は、気の流れをのびやかにし、情志、消化、血の運行などを調整する働きです。
ひっかけポイント
「粛降」だけで肺を選んで終わりではありません。肺の五行である金が剋する肝まで進めて考えます。
選択肢の確認
1.運 化
誤り。
運化は脾の作用です。飲食物から水穀の精微を作り、全身へ運ぶ働きです。肺に剋される肝の作用ではありません。
2.疏 泄
正しい。
疏泄は肝の作用です。肺は金に属し、金は木を剋し、木に属する臓は肝です。したがって、肺に剋される臓の生理作用として疏泄が適切です。
3.統 血
誤り。
統血は脾の作用です。血が脈外へ漏れ出ないようにする働きであり、肝の作用ではありません。
4.納 気
誤り。
納気は腎の作用です。肺が吸い込んだ気を腎が受け納める働きであり、肝の作用ではありません。
覚えるポイント
- 粛降を主る臓は肺です。
- 肺は五行で金に属します。
- 金は木を剋し、木に属する臓は肝です。
- 肝の作用は疏泄です。