34AM61|第34回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
臨床医学疾患各論神経・末梢神経
パーキンソン病で病変が起こる部位はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、パーキンソン病で障害される代表的な部位を確認します。
パーキンソン病では、中脳黒質のドパミン神経細胞が変性・脱落します。
解説
パーキンソン病は、運動をなめらかに調節する神経回路に異常が起こる神経変性疾患です。
中心となる病変部位は中脳黒質です。中脳黒質のドパミン神経細胞が減少すると、線条体へのドパミン供給が低下し、運動調節がうまくいかなくなります。
その結果、安静時振戦、筋強剛、無動・寡動、姿勢保持障害、小刻み歩行、すくみ足などがみられます。
ひっかけポイント
パーキンソン病は「中脳黒質」と「ドパミン」をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.中脳黒質
正しい。
パーキンソン病では中脳黒質のドパミン神経細胞が変性・脱落します。病変部位として最も適切です。
2.海 馬
誤り。
海馬は記憶に関係する部位です。アルツハイマー病などで重要ですが、パーキンソン病の中心病変部位ではありません。
3.視床下部
誤り。
視床下部は体温調節、自律神経、内分泌、摂食などに関係します。パーキンソン病の主病変部位ではありません。
4.橋
誤り。
橋は脳幹の一部で、呼吸調節や脳神経核などに関係します。パーキンソン病で最も重要な病変部位としては中脳黒質を選びます。
覚えるポイント
- パーキンソン病の病変部位は中脳黒質です。
- 中脳黒質のドパミン神経細胞が減少します。
- 主症状は振戦、筋強剛、無動・寡動、姿勢保持障害です。