33PM90|第33回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問
経絡経穴経脈流注・経脈病証流注・接続・循経取穴
次の文で示す経脈病証はどれか。 「のどの腫れ、難聴、耳鳴り、浮腫がみられる。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、症状から経脈病証を判断します。
のど、耳、難聴、耳鳴り、浮腫というキーワードから、手の少陽三焦経を考えます。
解説
手の少陽三焦経は、手の薬指から上肢外側を上行し、肩、頸部、耳周囲、側頭部へ向かう経脈です。
三焦は水液代謝にも関係するため、浮腫という症状ともつながります。また、三焦経は耳の周囲をめぐるため、難聴や耳鳴りも関連症状として考えます。
足の陽明経は顔面や胃腸、手の厥陰経は胸や心包、足の少陰経は腎や咽喉・内側部に関係しますが、本問では耳症状と浮腫から手の少陽経病証が最も適切です。
ひっかけポイント
耳鳴り・難聴だけで腎に飛びつかず、のどの腫れ、耳周囲の流注、浮腫を合わせて三焦経を考えます。
選択肢の確認
1.足の陽明経病証
誤り。
足の陽明胃経は顔面部、前頸部、胸腹部、下肢前外側などに関係します。耳鳴り、難聴、浮腫を中心とする本症例には合いにくいです。
2.手の厥陰経病証
誤り。
手の厥陰心包経は胸部や心包に関係し、胸痛、動悸、心煩などを考えます。耳症状を中心とする本症例では不適切です。
3.手の少陽経病証
正しい。
手の少陽三焦経は耳周囲をめぐり、水液代謝にも関係します。のどの腫れ、難聴、耳鳴り、浮腫に合う経脈病証です。
4.足の少陰経病証
誤り。
足の少陰腎経は腎、腰、耳、咽喉などに関係しますが、本問では三焦経の流注と浮腫の関係から手の少陽経病証が適切です。
覚えるポイント
- 手の少陽三焦経は耳周囲をめぐります。
- 三焦は水液代謝に関係し、浮腫とも関連します。
- 経脈病証は症状の部位と経脈の流注を照合します。