32PM92第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

経絡経穴経脈流注・経脈病証流注・接続・循経取穴

次の文で示す経脈病証はどれか。 「よくため息をつき、腰が痛み反らすことができない、陰囊の痛みが時々ある。」

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、症状から肝経の経脈病証を判断します。

肝経は下肢内側を上行し、陰器に関係する流注を持つため、陰囊痛などが重要な手がかりになります。

解説

肝経は、足の厥陰肝経として、足の母趾から下肢内側を上行し、陰器をめぐり、腹部・胸部へ向かいます。

よくため息をつく症状は、肝の疏泄の失調と関連して考えられます。また、陰囊の痛みは、肝経が陰器をめぐることと結びつきます。

腰痛は腎経や膀胱経でもみられますが、ため息と陰囊痛がそろうため、肝経の病証が最も適切です。

ひっかけポイント
陰器・陰囊に関係する症状が出たら肝経を確認します。腰痛だけで腎経や膀胱経に飛びつかないようにします。

選択肢の確認

1.肝 経
正しい。
肝経は陰器をめぐる流注を持ち、陰囊痛と関係します。ため息も肝の疏泄失調を連想させるため、最も適切です。

2.胆 経
誤り。
胆経は側頭部、体側、下肢外側などに関係します。陰囊痛を中心に考える本問では肝経が適切です。

3.腎 経
誤り。
腎経は腰や腎の病証と関係しますが、陰囊痛やため息を含めて判断すると肝経がより適切です。

4.膀胱経
誤り。
膀胱経は後頭部、背部、腰部、下肢後面などに関係します。腰痛だけなら候補になりますが、陰囊痛とため息を説明するには肝経が合います。

覚えるポイント

  • 肝経は陰器をめぐります。
  • ため息は肝の疏泄失調と関連して考えます。
  • 経脈病証では、痛みの部位と経脈の流注を照合します。

関連問題

32PM9132PM93
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)