33PM147|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論弁証論治・病証別治療季節脈・五刺・湿熱性脱毛・肺気虚・腎気虚・IBS治療
次の症例でみられる痰の性状で最も適切なのはどれか。「27歳の男性。主訴は咳と痰。咳は無力で、声に力がない。息切れ、倦怠感を伴い、疲れると症状が悪化する。舌質は淡、舌苔は薄白、脈は弱を認める。」
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正解: 1
正答
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この問題のポイント
咳の力、声、随伴症状、舌脈から肺気虚を弁証し、予想される痰の性状を選ぶ問題です。肺気虚では咳が弱く、痰は稀薄で透明になりやすいです。
解説
咳が無力、声に力がない、息切れ、倦怠感、疲労で悪化することは肺気虚を示します。淡舌、薄白苔、弱脈も気虚の所見です。肺気が津液を十分に輸布できないと、水様で薄い透明な痰が出やすくなります。
したがって、稀薄で透明な痰が最も適切です。
選択肢の確認
1.稀薄で透明な痰:正しい。稀薄で透明な痰は肺気虚や寒証でみられ、本例に合うため正しいです。
2.白色で大量の痰:誤り。白色で大量の痰は痰湿や寒痰が強い場合にみられ、胸悶や苔膩などを伴いやすいです。
3.黄色く粘りのある痰:誤り。黄色く粘る痰は肺熱や痰熱を示し、発熱、口渇、黄苔、数脈などを伴います。
4.血の混じった痰:誤り。血痰は肺絡の損傷、熱、感染、腫瘍などを考え、医療的な原因精査が必要です。
覚えるポイント
- 無力な咳・弱い声・息切れは肺気虚。
- 気虚では淡舌・弱脈。
- 肺気虚の痰は稀薄・透明。
- 黄色粘稠痰は熱を示す。