33PM144|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論弁証論治・病証別治療季節脈・五刺・湿熱性脱毛・肺気虚・腎気虚・IBS治療
肌肉がしびれてだるさがみられる病証に対し、五刺を用いて治療するときの刺法として最も適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
五刺の名称と手技、適応組織を対応させる問題です。肌肉のしびれ・だるさには、分肉の間へ鶏足状に刺す合谷刺を用います。
解説
五刺は病変の深さや組織に応じて刺法を使い分ける古典的分類です。合谷刺は肌肉の痹証に対し、鶏の足のように中央と左右へ分けて分肉の間に刺す方法です。
本例は肌肉のしびれとだるさが中心なので、合谷刺を表す選択肢3が最も適切です。名称の合谷刺は経穴の合谷だけへ刺すという意味ではありません。
選択肢の確認
1.極めて浅くすばやく刺し、すばやく抜く。:誤り。極めて浅く速刺速抜するのは半刺で、皮毛の病に用います。
2.関節部の筋に深く刺す。:誤り。関節部の筋に深く刺すのは関刺で、筋や関節周囲の病に用います。
3.ニワトリの足のように分肉の間に刺す。:正しい。鶏足状に分肉の間へ刺すのは合谷刺で、肌肉の痹証に適するため正しいです。
4.骨に至るまで深く刺し、真っすぐに抜く。:誤り。骨に至るまで深く刺して直ちに抜くのは輸刺で、骨痹などに用いる刺法です。
覚えるポイント
- 半刺は皮毛。
- 合谷刺は肌肉。
- 関刺は筋・関節。
- 輸刺は骨に達する深い刺法。