33PM146|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論循経取穴・要穴治療耳鳴り難聴・骨盤位・脾経病証・顔面神経麻痺
耳鳴り・難聴に対して、循経取穴により治療する場合、最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
耳周囲を走る経脈と、その経脈上の遠隔穴を選ぶ循経取穴の問題です。手の少陽三焦経は耳をめぐり、中渚は同経の兪木穴です。
解説
手の少陽三焦経は手背から上肢外側、肩、頸部を通って耳後・耳上・耳前をめぐります。そのため耳鳴り・難聴に対する循経取穴では、同経の中渚が選択肢中で最も適切です。
中渚は手背、第4・第5中手骨間で第4中手指節関節の近位陥凹部にあります。耳鳴り・難聴には突発性難聴など緊急の医学的評価を要する原因があるため、症状を一律に鍼灸適応と判断しません。
選択肢の確認
1.中渚:正しい。中渚は手の少陽三焦経に属し、同経が耳をめぐるため循経取穴として正しいです。
2.太淵:誤り。太淵は手の太陰肺経の原穴で、肺経は耳を直接めぐりません。
3.三間:誤り。三間は手の陽明大腸経の兪木穴で、耳を主経路とする三焦経ではありません。
4.神門:誤り。神門は手の少陰心経の原穴で、主に心神の病証などに用います。
覚えるポイント
- 耳は少陽経、とくに三焦経・胆経と関係が深い。
- 中渚は三焦経の兪木穴。
- 中渚は第4・第5中手骨間。
- 急な難聴は早期の耳鼻科評価が必要。