33PM130第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

東洋医学臨床論現代医学的鑑別薬剤乱用頭痛・頸椎症性脊髄症・肩関節検査・坐骨神経・Ramsay Hunt・ASO・腰部脊柱管狭窄

次の徒手検査法と同様の病態を確認する検査はどれか。「肘関節伸展のまま肩関節を伸展すると肩関節前面に痛みが誘発され、この状態から肘関節を屈曲すると痛みが消失した。」

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

肩関節伸展と肘関節伸展で上腕二頭筋長頭を伸張し、肩前面痛が再現される病態を見抜く問題です。同じ長頭腱を評価する代表検査がスピードテストです。

解説

上腕二頭筋は肩関節と肘関節をまたぐ二関節筋です。肘を伸ばしたまま肩を伸展すると上腕二頭筋長頭腱が伸張され、長頭腱炎があると結節間溝付近の肩前面痛が誘発されます。肘を屈曲すると筋腱の緊張が緩み、痛みが軽くなります。

スピードテストは肘伸展・前腕回外位で肩屈曲に抵抗を加え、上腕二頭筋長頭腱部の痛みを確認するため、同じ病態を評価します。

選択肢の確認

  • 1.ライトテスト:誤り。ライトテストは胸郭出口症候群で血管・神経の圧迫を評価する検査です。

  • 2.スピードテスト:正しい。スピードテストは上腕二頭筋長頭腱炎を評価し、本例と同じ病態を確認するため正しいです。

  • 3.ダウバーンサイン:誤り。ダウバーンサインは肩峰下滑液包炎をみる検査で、肩峰下の圧痛が肩外転により軽減・消失するかを確認します。上腕二頭筋長頭腱炎の検査ではありません。

  • 4.ペインフルアークサイン:誤り。ペインフルアークサインは肩外転時の一定角度で痛みが出るかをみて、腱板障害や肩峰下インピンジメントを評価します。

覚えるポイント

  • 上腕二頭筋長頭は肩と肘をまたぐ。
  • 肩伸展・肘伸展で長頭腱が伸張される。
  • スピードテストは上腕二頭筋長頭腱炎の検査。

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