32PM175|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
きゅう理論灸刺激と生体反応温熱伝達・脳幹網様体・交感神経・胃運動・炎症・コルチゾール
温熱刺激情報を二次ニューロンへ伝達するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、温熱刺激や痛覚刺激が脊髄後角で二次ニューロンへ伝わるときの神経伝達物質が問われています。
一次求心性線維から二次ニューロンへの速い興奮性伝達では、グルタミン酸が重要です。
解説
温熱刺激は、皮膚や組織の温度受容器・侵害受容器で受け取られ、一次求心性線維を通って脊髄後角へ伝わります。
脊髄後角で二次ニューロンへ情報を伝える際、代表的な興奮性神経伝達物質がグルタミン酸です。痛覚や温度覚の伝達では、グルタミン酸に加えてサブスタンスPなども関与することがありますが、選択肢の中ではグルタミン酸が最も適切です。
ノルアドレナリンやドパミンは中枢神経系や自律神経系で重要な伝達物質です。アセチルコリンは神経筋接合部や副交感神経などで重要ですが、温熱刺激情報を二次ニューロンへ伝える代表としてはグルタミン酸を選びます。
ひっかけポイント
痛覚・温度覚の一次求心性線維から脊髄後角ニューロンへの伝達では、まずグルタミン酸を考えます。
選択肢の確認
1.グルタミン酸
正しい。
グルタミン酸は一次求心性線維から二次ニューロンへの興奮性伝達に関与します。温熱刺激情報の伝達物質として適切です。
2.ノルアドレナリン
誤り。
ノルアドレナリンは交感神経や中枢神経系で重要な伝達物質ですが、温熱刺激情報を二次ニューロンへ伝達する主な物質ではありません。
3.アセチルコリン
誤り。
アセチルコリンは神経筋接合部、副交感神経、汗腺支配などで重要です。温熱刺激情報の二次ニューロンへの代表的伝達物質ではありません。
4.ドパミン
誤り。
ドパミンは運動調節や報酬系などに関係する神経伝達物質です。温熱刺激情報の一次求心性伝達の主役ではありません。
覚えるポイント
- 温熱刺激は一次求心性線維を通って脊髄後角へ伝わります。
- 二次ニューロンへの興奮性伝達にはグルタミン酸が重要です。
- 痛覚・温度覚の伝達ではサブスタンスPなども関与します。
- アセチルコリン、ノルアドレナリン、ドパミンの主な働きと区別します。