32PM180第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

きゅう理論灸刺激と生体反応温熱伝達・脳幹網様体・交感神経・胃運動・炎症・コルチゾール

温熱ストレスにより抗炎症性に働くのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、温熱ストレスに対する生体反応のうち、抗炎症性に働く物質を選びます。

代表的な抗炎症作用をもつホルモンはコルチゾールです。

解説

コルチゾールは副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドです。ストレス反応に関与し、炎症性サイトカインの産生抑制、免疫反応の抑制、血管透過性や炎症細胞浸潤の抑制などを通じて抗炎症性に働きます。

温熱ストレスなどの刺激により、視床下部、下垂体、副腎皮質系が反応し、コルチゾール分泌が関係します。

プロスタグランジンやヒスタミンは炎症、疼痛、血管拡張、血管透過性亢進などに関与する物質です。IL-6は炎症性サイトカインとして知られますが、状況により多面的な働きをします。選択肢の中で抗炎症性に働く代表として最も適切なのはコルチゾールです。

ひっかけポイント
抗炎症といえば糖質コルチコイド、つまりコルチゾールをまず考えます。

選択肢の確認

1.コルチゾール
正しい。
コルチゾールは副腎皮質ホルモンで、抗炎症作用を持ちます。温熱ストレスに対する生体反応として抗炎症性に働きます。

2.プロスタグランジン
誤り。
プロスタグランジンは炎症、疼痛、発熱、血管反応などに関与します。抗炎症性に働く代表物質としては不適切です。

3.インターロイキン6(IL-6)
誤り。
IL-6は炎症反応に関与するサイトカインです。多面的な作用はありますが、抗炎症性に働く代表としてはコルチゾールが適切です。

4.ヒスタミン
誤り。
ヒスタミンは血管拡張や血管透過性亢進を起こし、炎症やアレルギー反応に関与します。抗炎症性に働く物質ではありません。

覚えるポイント

  • コルチゾールは副腎皮質から分泌されます。
  • コルチゾールは抗炎症作用を持ちます。
  • プロスタグランジンとヒスタミンは炎症反応に関係します。
  • ストレス反応では視床下部、下垂体、副腎皮質系を考えます。

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