32PM128|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論運動器・神経障害の施術顔面筋・RA母指・過活動膀胱・頸神経根・胸郭出口・ドケルバン・腰神経根・正中神経
美容を目的に口角を上げやすくするため、大頬骨筋を刺激する経穴として最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、表情筋と顔面部の経穴の位置関係が問われています。
口角を上げる主な筋の一つが大頬骨筋です。大頬骨筋を刺激する経穴としては、頬骨部にある顴髎が適切です。
解説
大頬骨筋は頬骨から起こり、口角へ向かう表情筋です。収縮すると口角を外上方へ引き上げ、笑顔の形成に関係します。
顴髎は頬骨下方にある経穴で、大頬骨筋の走行と関係します。美容鍼灸では、表情筋の位置、顔面神経の支配、皮膚や皮下組織の状態を考えながら施術部位を選びます。
巨髎は上顎部、頬車は咬筋部、迎香は鼻翼外方にある経穴です。口角を上げる大頬骨筋への刺激としては顴髎が最も適切です。
ひっかけポイント
口角を上げる筋は大頬骨筋です。頬骨周囲の顴髎と結びつけて覚えます。
選択肢の確認
1.顴髎
正しい。
顴髎は頬骨部にあり、大頬骨筋の走行と関係します。口角を上げやすくする目的で大頬骨筋を刺激する経穴として最も適切です。
2.巨髎
誤り。
巨髎は顔面部、瞳孔線上で鼻翼下縁の高さにある胃経の経穴です。大頬骨筋刺激としては顴髎がより適切です。
3.頬車
誤り。
頬車は下顎角の前上方にあり、咬筋と関係が深い経穴です。口角を上げる大頬骨筋の刺激部位としては不適切です。
4.迎香
誤り。
迎香は鼻翼外方にあり、鼻周囲の症状で用いられる経穴です。大頬骨筋を刺激して口角を上げる目的では顴髎が適切です。
覚えるポイント
- 大頬骨筋は口角を外上方へ引き上げます。
- 顴髎は頬骨部にあり、大頬骨筋と関係します。
- 頬車は咬筋、迎香は鼻翼外方で整理します。
- 美容目的でも、筋の走行と神経・血管を意識して施術部位を選びます。