32PM131第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

東洋医学臨床論運動器・神経障害の施術顔面筋・RA母指・過活動膀胱・頸神経根・胸郭出口・ドケルバン・腰神経根・正中神経

C6-C7横突起間に刺鍼することにより、治療効果が最も期待できる神経根障害によるしびれの部位はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、頸神経根障害と感覚障害の部位を対応させます。

C6-C7横突起間への刺鍼では、C7神経根に関連する症状への治療効果を考えます。C7神経根障害では、手背中央から中指にかけてのしびれが重要です。

解説

頸神経根障害では、障害される神経根によって痛みやしびれの部位が異なります。

代表的には次のように整理します。

  • C6神経根:前腕橈側から母指
  • C7神経根:手背中央から中指
  • C8神経根:前腕尺側から環指・小指側
  • T1神経根:上腕内側から前腕内側

C6-C7横突起間は、C7神経根に関連する部位として考えます。そのため、治療効果が最も期待できるしびれの部位は、手背中央から中指です。

ひっかけポイント
頸神経根は、椎間の高さと症状の出る手指をセットで覚えます。C6は母指、C7は中指、C8は小指側が目安です。

選択肢の確認

1.前腕橈側から母指
誤り。
前腕橈側から母指のしびれは、主にC6神経根障害でみられます。C6-C7横突起間への刺鍼で最も期待するC7神経根症状とは異なります。

2.手背中央から中指
正しい。
手背中央から中指にかけてのしびれは、C7神経根障害でみられやすい部位です。C6-C7横突起間への刺鍼で治療効果が最も期待できます。

3.小指球から小指
誤り。
小指球から小指のしびれは、C8神経根や尺骨神経領域で考えます。C7神経根障害の代表的なしびれ部位ではありません。

4.前腕尺側
誤り。
前腕尺側のしびれは、C8からT1神経根や尺骨神経領域で考えます。C7神経根障害によるしびれとしては適切ではありません。

覚えるポイント

  • C6神経根障害では前腕橈側から母指のしびれを考えます。
  • C7神経根障害では手背中央から中指のしびれを考えます。
  • C8神経根障害では小指側のしびれを考えます。
  • 頸椎症性神経根症では、痛み・しびれの分布と反射・筋力をセットで確認します。

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