32AM63|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論運動器・整形外科L5神経根・骨肉腫・関節リウマチ・胸郭出口症候群・肘周囲骨折・腰椎椎間板ヘルニア
L5神経根障害の所見として誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題は「L5神経根障害の所見として誤っているもの」を選ぶ問題です。
L5神経根障害では、足背の感覚障害、足関節背屈や母趾背屈の筋力低下、SLRテスト陽性がみられます。アキレス腱反射は主にS1神経根です。
解説
腰椎神経根障害では、神経根ごとに感覚障害、筋力低下、腱反射の変化が異なります。
L5神経根障害では、足背から母趾周辺の知覚障害、足関節背屈や母趾背屈の筋力低下が重要です。腰椎椎間板ヘルニアなどではSLRテストが陽性となることもあります。
一方、アキレス腱反射は主にS1神経根で評価します。そのため、L5神経根障害の所見として「アキレス腱反射消失」は誤りです。
ひっかけポイント
L4は膝蓋腱反射、S1はアキレス腱反射です。L5は母趾背屈や足背感覚を確認します。
選択肢の確認
1.足背の知覚障害
記述としては正しい。
L5神経根障害では、足背から母趾周辺に知覚障害がみられます。L5の代表的な感覚障害です。
2.アキレス腱反射消失
正答。記述としては誤り。
アキレス腱反射は主にS1神経根で評価します。L5神経根障害の代表的所見ではありません。
3.足関節背屈筋力低下
記述としては正しい。
L5神経根障害では前脛骨筋などの障害により、足関節背屈筋力低下がみられます。
4.SLRテスト陽性
記述としては正しい。
腰椎椎間板ヘルニアなどによるL5神経根刺激では、SLRテストが陽性となることがあります。
この問題では「誤っているもの」を選ぶため、記述として誤っている2が正答です。
覚えるポイント
- L5神経根障害では足背の知覚障害を考えます。
- L5神経根障害では足関節背屈や母趾背屈が低下します。
- アキレス腱反射はS1で評価します。
- SLRテストは腰椎神経根刺激症状の評価に使います。