46PM56|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅱ 実際的知識安全性・信頼性電気安全・医用電気設備/漏れ電流・電撃安全
成人男性に商用交流を1秒間通電した場合の最小感知電流[mA]はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、ME機器安全管理の電撃(マクロショック)で覚えるべき電流値が問われています。商用交流に対する最小感知電流の値を知っているかがポイントです。
解説
人体に電流が流れると、その大きさによって感じ方や危険度が変わります。商用交流(50/60 Hz)を手で握って通電したときの代表的な値(成人男性のおよその目安)は次のとおりです。
- 最小感知電流:約1 mA。ピリピリと感じ始める電流。
- 離脱限界電流(手を離せる限界):約10 mA。これを超えると筋肉が収縮し、自分で手を離せなくなる。
- 心室細動電流(マクロショック):約100 mA。体表から流れて心臓に達し、心室細動を起こす危険がある電流。
問われているのは最小感知電流なので、答えは1 mAです。
なお、心臓に直接電流が流れるミクロショックでは、わずか約**0.1 mA(100 µA)**で心室細動が起こる危険があるとされます。これは体表からのマクロショックとは別の値なので、混同しないようにします。
ひっかけポイント
「最小感知(1 mA)」「離脱限界(10 mA)」「心室細動・マクロショック(100 mA)」「ミクロショック(0.1 mA)」を桁で整理して覚えます。
選択肢の確認
1.0.1
誤り。
0.1 mA(100 µA)は、心臓に直接電流が流れるミクロショックで心室細動が起こる危険があるとされる値です。最小感知電流ではありません。
2.1
正しい。
成人男性が商用交流を握って通電したときの最小感知電流は約1 mAです。ピリピリと感じ始める電流です。
3.10
誤り。
10 mA は手を離せなくなる離脱限界電流の目安です。最小感知電流ではありません。
4.100
誤り。
100 mA は体表から心臓に達して心室細動を起こす危険がある電流(マクロショック)の目安です。最小感知電流ではありません。
5.1000
誤り。
1000 mA(1 A)は重度の熱傷や心停止につながる非常に大きな電流で、最小感知電流ではありません。
覚えるポイント
- 最小感知電流:約1 mA(商用交流・成人男性)。
- 離脱限界電流:約10 mA、マクロショック(心室細動):約100 mA。
- **ミクロショック:約0.1 mA(100 µA)**で心室細動の危険。
- 桁(0.1/1/10/100 mA)で整理して覚える。