46AM46|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅱ 実際的知識操作・運用血液浄化/血液透析・HDF
血液浄化療法で置換補充液を必要とするのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、血液浄化療法の各方法のうち、**置換補充液(捨てた分を補う液)**を必要とするものが問われています。各療法が「何を捨てて何を補うか」を理解することがポイントです。
解説
血液浄化療法は、原理によっていくつかに分けられます。置換補充液が必要かどうかは、「血液中の成分(とくに血漿)を大量に捨てるかどうか」で決まります。
- 血液透析:濃度差による拡散で老廃物を除く。血漿そのものを大量に捨てないため、置換補充液は基本的に不要。
- 血液吸着・血漿吸着:吸着材に有害物質を吸着させて除く。血液や血漿は吸着後に体へ戻すため、置換補充液は不要。
- 白血球除去:血液から白血球を除いて残りを戻す。置換補充液は基本的に不要。
- 血漿交換:患者の血漿そのものを大量に分離して捨て、その分を新鮮凍結血漿やアルブミン液などで置き換える。捨てた血漿の量を補うため、置換補充液が必要。
選択肢のうち、置換補充液を必要とするのは血漿交換です。
ひっかけポイント
「血漿を捨てて入れ替える」のは血漿交換だけです。吸着系(血液吸着・血漿吸着)は吸着して戻すので、捨てる量が少なく置換補充液は不要です。
選択肢の確認
1.血液透析
誤り。
拡散で老廃物を除く方法で、血漿を大量に捨てないため置換補充液は基本的に必要ありません。
2.血液吸着
誤り。
血液を吸着材に通して有害物質を吸着させ、血液は体に戻します。置換補充液は不要です。
3.血漿吸着
誤り。
分離した血漿を吸着材に通して戻す方法で、血漿そのものを大量に捨てないため置換補充液は不要です。
4.血漿交換
正しい。
患者の血漿を大量に分離して捨て、その分を補充液(新鮮凍結血漿やアルブミン液など)で置き換えるため、置換補充液が必要です。
5.白血球除去
誤り。
血液から白血球を除いて残りを戻す方法で、血漿を大量に捨てないため置換補充液は基本的に不要です。
覚えるポイント
- 置換補充液が必要なのは血漿交換(血漿を捨てて入れ替えるため)。
- 血液透析は拡散で老廃物を除き、血漿は捨てないので補充液は基本的に不要。
- **吸着系(血液吸着・血漿吸着)**は吸着して体へ戻すので補充液は不要。
- 各療法は「何を捨てて何を補うか」で整理する。