46PM49|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅱ 実際的知識操作・運用血液浄化/血液透析・HDF
血液透析中に脱血不良が起こる原因にならないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、血液透析中の脱血不良の原因が問われています。
脱血不良とは、血液ポンプで必要な血液を十分に引けない状態です。原因は、血管アクセス、留置針、脱血回路、血栓などの血液側にあります。
解説
血液透析では、シャントなどの血管アクセスから血液を脱血し、ダイアライザへ送ります。
脱血不良が起こると、血液ポンプ入口側の圧が過度に陰圧になったり、血液流量が保てなくなったりします。
代表的な原因は次の通りです。
- 留置針の先端が血管壁に当たる
- シャントが狭窄して血流が不足する
- ピロー内や回路内に血栓がある
- 脱血回路が屈曲している
- 針の位置不良や穿刺部の問題がある
一方、透析液流量の低下は、透析液側の流れに関係する問題です。透析効率には影響しますが、血液を血管から引く脱血不良の直接原因ではありません。
ひっかけポイント
血液透析では、血液側のトラブルと透析液側のトラブルを分けて考えます。脱血不良は血液側の流れの問題です。
選択肢の確認
1.透析液流量の低下
正答。原因になりません。
透析液流量の低下は透析液側の問題です。透析効率の低下には関係しますが、血液を血管から脱血できない直接の原因ではありません。
2.留置針の先当たり
原因になります。
留置針の先端が血管壁に当たると、血液を十分に吸引できず、脱血不良が起こります。針の向きや固定状態の確認が必要です。
3.シャントの狭窄
原因になります。
シャントが狭窄すると、血液流量が不足し、透析に必要な脱血量を確保できなくなります。脱血不良の重要な原因です。
4.ピロー内の血栓
原因になります。
ピロー内に血栓があると血液の流れが妨げられ、脱血不良を起こします。回路内血栓は透析中の重大なトラブルにつながります。
5.脱血回路の屈曲
原因になります。
脱血回路が曲がったりつぶれたりすると、血液の通り道が狭くなり、十分に脱血できません。回路の取り回し確認が重要です。
覚えるポイント
- 脱血不良は血液側の流れの問題です。
- 留置針の先当たり、シャント狭窄、血栓、回路屈曲は脱血不良の原因になります。
- 透析液流量の低下は透析液側の問題で、脱血不良の直接原因ではありません。
- 透析中のトラブルは、血液側と透析液側に分けて考えます。