46AM40|第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
Ⅱ 実際的知識原理・構造呼吸療法・麻酔/麻酔器・手術室機器
麻酔器に接続しない医療ガス配管設備はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、麻酔器と医療ガスの知識として、麻酔器に接続される医療ガス配管設備を知っているかが問われています。「接続しないもの」を選ぶ問題です。
解説
麻酔器は、配管端末器(アウトレット)を通じて病院の医療ガス配管設備とつながり、麻酔に必要なガスの供給や排除を行います。麻酔器に通常つながるのは次のものです。
- 酸素:呼吸の維持に必須。
- 亜酸化窒素(笑気):麻酔・鎮痛に用いる麻酔ガス。
- 治療用空気:吸入ガスの調整などに用いる。
- 麻酔ガス排除(余剰麻酔ガス排除設備):患者回路から排出される余剰麻酔ガスを室外へ排除し、手術室内の汚染を防ぐ。
一方、二酸化炭素は、腹腔鏡手術での気腹(おなかをふくらませる)などに使われるガスで、麻酔器には接続しません。麻酔器の中では、二酸化炭素はむしろ**吸収(除去)**する対象(二酸化炭素吸収装置)であり、供給するガスではない点に注意します。
ME機器管理での注意点
医療ガスは色やピン方式で取り違えを防ぎます。麻酔器に「供給するガス」と、回路内で「除去するガス(CO2)」を混同しないようにします。
選択肢の確認
1.酸素
誤り。
酸素は呼吸維持に必須で、麻酔器に必ず接続される医療ガスです。接続しないガスではありません。
2.亜酸化窒素
誤り。
亜酸化窒素(笑気)は麻酔ガスとして麻酔器に接続されます。接続しないガスではありません。
3.治療用空気
誤り。
治療用空気は吸入ガスの調整などに用いられ、麻酔器に接続されます。接続しないガスではありません。
4.麻酔ガス排除
誤り。
余剰麻酔ガス排除設備は、患者回路から排出される余剰麻酔ガスを排除するため麻酔器に接続されます。接続しない設備ではありません。
5.二酸化炭素
正答。該当しません(接続しません)。
二酸化炭素は気腹などに用いるガスで、麻酔器には接続しません。麻酔器内ではむしろ二酸化炭素吸収装置で除去する対象です。
覚えるポイント
- 麻酔器に接続する配管設備は酸素・亜酸化窒素・治療用空気・麻酔ガス排除。
- 二酸化炭素は気腹などに使うガスで、麻酔器には接続しない。
- 麻酔器内のCO2は供給ではなく**吸収(除去)**する対象。
- 医療ガスは取り違え防止のため色分け・ピン方式で区別される。