45AM42第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識操作・運用エネルギー治療・外科機器/電気メス・対極板

電気メスの対極板で正しいのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、電気メスのモノポーラ方式で用いる対極板の安全管理が問われています。

対極板は、患者を通った高周波電流を安全に装置へ戻すための重要な患者接触部です。

解説

モノポーラ電気メスでは、アクティブ電極から高周波電流が流れ、患者体内を通って対極板から装置に戻ります。

対極板の接触面積が不足すると、対極板部位の電流密度が高くなり、熱傷の危険が高まります。そのため、対極板は広い面積で密着させ、骨突出部、瘢痕部、体毛の多い部位、湿潤部、圧迫されやすい部位を避けて装着します。

スプリット形対極板は、対極板が分割された構造で、接触状態を監視できます。接触不良があるとアラームが鳴ったり、出力が制限されたりします。

安全管理上のポイント
電気メスでは、熱傷予防のために対極板の貼付部位、接触面積、コードの取り扱い、患者の接触状態を確認します。

選択肢の確認

1.モノポーラ方式では必要ない。
誤り。
モノポーラ方式では、患者体内を通った高周波電流を装置へ戻すために対極板が必要です。対極板を適切に装着しないと熱傷の危険があります。

2.装着部位は仙骨部が第一選択である。
誤り。
仙骨部は骨突出部で圧迫を受けやすく、接触不良や熱傷のリスクがあります。対極板は筋肉量が多く、血流があり、広く平坦で密着しやすい部位を選びます。

3.体格が小さい場合は小さく切って使用する。
誤り。
対極板を切って小さくすると接触面積が減り、電流密度が上がって熱傷リスクが高まります。体格に応じた適切なサイズの対極板を使用します。

4.使用中は対極板コードをコイル状にまとめておく。
誤り。
対極板コードをコイル状にまとめると、誘導や発熱などのリスクがあり不適切です。コードは無理な屈曲や巻き込みを避け、適切に配置します。

5.スプリット形対極板を使用すると接触不良時にアラームが鳴る。
正しい。
スプリット形対極板では、対極板と皮膚の接触状態を監視できます。接触不良が起こるとアラームが鳴るなどして、対極板熱傷の予防に役立ちます。

覚えるポイント

  • モノポーラ電気メスでは対極板が必要である。
  • 対極板の接触面積が小さいと、電流密度が上がり熱傷リスクが高くなる。
  • 対極板は切って使わない。
  • 骨突出部や圧迫部位は避ける。
  • スプリット形対極板は接触不良を監視し、アラームで知らせる。

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