40AM52|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
食べ物と健康第40回午前・問43〜67
食品から感染する寄生虫症に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
食品から感染する主な寄生虫について、原因食品と宿主の関係を正しく結びつけられるかが問われています。
解説
寄生虫は「どの食品を生で食べると感染するか」で覚えると得点しやすくなります。
代表的な組合せは、アニサキス(さば・いか等の海産魚介)、クドア(ヒラメ)、横川吸虫(あゆ・しらうお等の淡水魚)、サルコシスティス・フェアリー(馬肉)、無鉤条虫(牛肉)、有鉤条虫(豚肉)です。
ひっかけ注意。有鉤(豚)と無鉤(牛)、サルコシスティス(馬)とクドア(ヒラメ)は入れ替えて出題されやすいです。
選択肢の確認
1.アニサキスの終宿主は、ヒトである。
誤り。アニサキスの終宿主はクジラやイルカなどの海洋哺乳類で、ヒトは幼虫が寄生する偶発的な宿主にすぎません。
2.クドア・セプテンプンクタータは、さわがにの生食により感染する。
誤り。クドア・セプテンプンクタータはヒラメの生食で感染します。さわがには肺吸虫の原因です。
3.横川吸虫は、あゆの生食により感染する。
正しい。横川吸虫はあゆやしらうおなど淡水魚の生食で感染します。
4.サルコシスティス・フェアリーは、豚肉の生食により感染する。
誤り。サルコシスティス・フェアリーは馬肉の生食で感染します。
5.有鉤条虫は、牛肉の生食により感染する。
誤り。有鉤条虫は豚肉の生食で感染します。牛肉の生食で感染するのは無鉤条虫です。
覚えるポイント
- 横川吸虫はあゆ・しらうおなどの淡水魚、肺吸虫はさわがに。
- サルコシスティス・フェアリーは馬肉、クドアはヒラメ。
- 有鉤条虫は豚、無鉤条虫は牛。アニサキスの終宿主は海洋哺乳類。